法律についてのひとりごと 45

【ショーシャンク】
わかりました。
公正証書の作成を相手も協力するのであれば、作成しておいたほうがいいですね。

その場合、必ず、強制執行認諾文言付きの公正証書にしてください。

内容は公証役場で公証人が詳しく教えてくれます。
ざっと見た感じでは、相手は年金暮らしで資産があるように思えませんので、最終的にはその子供の連帯保証を取る方向に進みたいところですが
そのことを今は絶対に言ってはいけません。
子供には知られたくない、という思いが、何とか少しずつでも返そうとしているのでしょうから、まずは公正証書の作成に協力してもらいましょう。
そのことが、お母さんの精神的な安定にはプラスになるでしょうから。
ただ、公正証書作成には費用がかかり、その負担をどちらがみるか、折半かということで揉めた場合、精神的にはマイナスになるかもしれませんので、
そのこともよく考えておいてください。

 

 

【質問者K】
ショーシャンク様の的確なアドバイスありがとうございます。

ショーシャンク様のコメントのおかげでどれだけ心が救われるか図りしれません。

ありがとうございました。

ただ公正証書ってだけしか知識がなく、強制執行認諾付き公正証書だとは全くわかりませんでした。

ありがとうございました。

又進捗状況に進展があれば書き込みさせていただきます。

本当に本当にありがとうございます。

 

 

【ショーシャンク】
私のアドバイスで心強く思っていただけるのなら
とてもうれしいことです。
金銭トラブルは、金銭の損失もさることながら
それによる精神的なダメージのほうがとても大きく
争いの渦に入る大変さは、なかなか他の人にわかってもらえない部分です。

 

特に支払い能力のない相手との金銭トラブルは精神的な消耗が激しいものです。
お母さんが精神的な健康を取り戻せるようにすることが最善の策となります。


ほんの少しでも毎月お金が返ってきているのと、相手が開き直って全く返さなくなったのでは、精神的に天と地の違いがあります。


交渉のときは、絶対に感情的にならずに、また『子供に言うぞ』という脅しも極力控えて、少しずつでも返ってくることを最優先にするべきでしょう。