法律についてのひとりごと 89

【質問者V】
ショーシャンクさん、ご無沙汰しております。
一昨日、第二回口頭弁論があり、被告は再び150万円の借用を完全否認しました。
被告は高額現金(100万円以上)の持ち出しも税関に申請していないし、カジノでチップに換金したのも原告の私だとの主張で、全部嘘を言いたてて来ました。
一般OLの私が150万円の軍資金を用意し一緒に使ったことになっています。
因みに私の給与明細を提出して手取りは25万円ほど、150万円は何年もかけて貯めたものであり、贈与して一緒に使うなどあり得ないと主張してみるのは効果はありますでしょうか?

また弁護士法23条照会で税関に原告・被告の現金持ち出し申請の有無について照会を入れていますが未だ返答はありません。
と言うか、守秘義務を盾に返答されそうにないです。ショーシャンクさんの経験上、裁判所からの証拠提出依頼で証拠が出て来たことはございますか?

裁判とは争いの場でそう言うものなのかもしれませんが被告の態度もしかり、証拠もなかなか手に入らず傷付いてばかりです。
もしまだ見ていて下さっていてお返事頂けるなら大変嬉しいです。宜しくお願いします。

 

【質問者V】
ショーシャンクさん、今後、本人尋問に呼ばれた時にどのような心持ちで臨めば良いかアドバイス頂けませんでしょうか?
被告は本人訴訟なのですが、私を反対尋問するのは被告本人なのですか?
正直、顔を見るのも同じ空間に居るのも嫌(暴力を振るわれそうで怖いのです…)で、考えただけでとにかく気分が滅入るのですが、本人尋問が決まったら会うのもこれで最後だと言い聞かせ頑張ろうと思います。
相手からの準備書面が届きましたら(今までは全て口頭での反論)、また書き込み致します。宜しくお願いします。

 

【質問者V】
ショーシャンクさん、まだこちらの掲示板は覗いておられますでしょうか?
裁判も昨日3回目が終わり、ショーシャンクさんにアドバイスを頂きたいことがあるのですが、見ていらっしゃるのか分かりません…
もし見ておられるようでしたら、ぜひコメントを残して頂けませんでしょうか?
何卒宜しくお願い申し上げます。

 

 

【ショーシャンク】
最近、こちらの掲示板を覗いておりませんでした。
申し訳ございません。

これからは、毎日見るようにいたします。
どうぞ、おっしゃってください。

 

 

【質問者V】
ショーシャンクさん、もう見ていらっしゃらないのかと諦めかけていたところにお返事を頂き、とても嬉しいです。ありがとうございます。

まず裁判の進捗状況は先週、被告が嘘八百を並べて来た「第2口頭弁論調書」
(1. 原告が150万円出すと自ら申し出て用意し、原告自らカジノでチップに換金。
2. 150万円は全て使った。
3. 被告はタクシー、ホテル、飲食代、約20万円を出した。
4. 150万円を受け取ったこともなく、借りたという認識もない。
5. 支払手段等の輸出輸入申告書による申請はしていない)に対し、原告が「*第2準備書面」を提出し反論をしたところです。またその際、裁判官から現段階で和解の考えがあるか聞かれたそうです。
*の抜粋
1. 被告の依頼により貯金ならびボーナスを貸付。
2. 被告が現地で使ったのは80-90万円で、残金60-70万円は被告が持ち帰った
3. 行きのタクシー代のみで、後は150万円の資金を被告のVIPカードに入金したことにより、カジノより無償提供されたもの。
4. 否認する
5. は以下の通り。
(また貸付当時、手取りが23万円だった原告の給与明細、ならびにカジノの高額プレーヤーに対する特典表も証拠として提出)

150万円を被告が海外に持ち出す際に税関で記入した5.「支払手段等の輸出輸入申告書」の提供依頼が、弁護士会照会では空振りに終わり今、再依頼しています。この申告書(又は申告証明)が手に入れば、出国前に150万円の所有権が被告に移っていたと言う証明になり有利に進められると思うのですが、逆にないとなると借用書もありませんので決定打に欠けます。

ただ私としては被告の嘘を証明出来る公的な書類があり、手に入るか入らないか分からない現段階では和解を考えられません。
裁判所から税関に、文書送付嘱託なり文書提出命令を使ってでもやってみないと気持ちが収まらず納得出来ないのです。
因みに自分で税関に上記申告書の保存期間を問い合わせてみたところ、5年でした(被告が申告したのは去年)
ショーシャンクさんのご経験上、裁判所からの嘱託なり命令で証拠が手に入ったことはございますか?

 

 

【ショーシャンク】

今日はこれからネットできる環境にないので、明日また詳しくお返事いたしますが、大雑把に言えば次のようになると思います。

まず、どの裁判官も和解を最優先します。
一般的に考えても、強制的に裁判官が決める判決より当事者がお互いに納得できる和解のほうがいいに決まってます。
裏事情を言えば、和解の数が増えれば、裁判官の点数、つまり能力査定がよくなると聞いたことがあります。
ですから、どの段階であれ、裁判官は和解への道を開いていると思います。

ここは、ラブさんの弁護士の交渉力、力量が問われますが
まず和解がしたいということを強くアピールして
しかしこうこうこういう理由があって和解への障害になってるということをはっきりということです。
これを裁判官の心情を悪くせずに、事あるごとに言っておけば
裁判官は和解へ導くために相手方の弁護士に対し、『これは認めてあげなさい』というように説得してくれると思います。

今日は時間がありませんので、一般論しか言えませんが、明日、またレスいたします。
初めての裁判で不安なお気持ちでしょうが、応援しておりますので頑張ってください。

 

 

【質問者V】
ショーシャンクさん、お時間がない中コメントを頂き、本当にありがとうございます。

やはり裁判官としては、裏事情を含め和解が最優先なのですね。

私は今の段階では和解ありきではなく、まだ判決に拘りたいです。
コツコツと貯めて来た150万円を信用した貸した被告に、嘘八百を並べられ怒りと悔しさしかありません。

ただ絶対に和解したくない訳ではなく、被告が150万円の内60-70万円は持ち帰り、1人で再度カジノへ行き散財したにも拘らず、原告が用意した150万円は一緒に全て使ったと嘘の主張をしていることが許せません。

要はこの残額の差が和解への障害になっています。
百歩譲って旅行には2人で行った手前、150万円の内、被告が使った80-90万円の半分を原告が減額に応じるならまだしも、安易に2人で痛み分けで75万円ずつと言うような和解案ならば到底納得が出来ません。
因みに被告は本人訴訟なので、弁護士はいません。
よって前回も書面での被告からの反論はなく、口頭で弁論したものを書記官がまとめて調書にしていました。この場合、和解となると裁判官が被告を説得するのでしょうか?

どの段階であれ裁判官が和解への道を開いているのであれば、今はまだ税関から回答が出て来ることにかけたいのですが、いかがでしょうか?

お時間が許します際にお返事お待ちしております。
私にはショーシャンクさんの応援が本当に心強いです。
今しばらくお付き合いを宜しくお願いします。