法律についてのひとりごと 100

【ショーシャンク】

総額630万円を認めているのに半分免除で
しかも17年返済というのは、少しやりきれない条件です。
17年といえば、25歳の人が42歳になってしまう年月です。

しかし、既に弁護士に依頼していることもあり、着手金も払われているでしょうから、
315万円の和解を目前に交渉をフイにすることも
強く勧められるものではありません。

それでは、
『総額630万円を認めて、月々2万円の返済をしたら半額免除する。
ただし、1日でも支払いが遅れれば、期限の利益を喪失して、
630万円から支払総額を引いた残額を一括弁済しなければならない。』
という条件をうまく認めさせればいいと思います。

そのようないい加減な人間であれば、1日くらい忘れて遅れることは
必ずありますから、その際に全額返済させる作戦です。

 

 

【質問者Z】

ショーシャンク様、毎日ありがとうございます。

ショーシャンクさんにアドバイスいただいた「その他の債権債務がないとい
う文言は絶対につけない」ということ等を弁護士さんに伝えたくて月曜から
連絡していますが、全然折り返しの連絡がありません。

法テラスでお願いした弁護士さんだからなのかもしれませんが、また停滞してます。先週相手に
送った合意書の細かい文言の内容を確認することさえ出来てません。

交渉が遅々として進まずこのままでは1円も返ってはこないのでは?と毎日
悩み、あきらめるしかないのかと考えてしまいますが、せっかくお忙しい
中、ショーシャンクさんが貴重な時間をさいてアドバイスしてくださってい
るので、私もあきらめずに弁護士さんに期限の利益を喪失の件も話してみま
す。
弁護士さんに毎日電話するのもストーカーのようだと躊躇してしまいます
が、めげずに連絡してみます。

2か月の証拠メール集めもうまくいかなかったので、弁護士さんに依頼しましたが、
その前にショーシャンクさんにご相談してればよかったと思う毎日です。

 

 

 

【ショーシャンク】

弁護士は概ね忙しいことが多く、裁判などで留守も頻繁にあります。
一人で何十もの案件を抱えていることが普通なので
なかなか思うようにはつかまらないでしょう。

私は会社を経営していますので、顧問弁護士がいますから
(イソ弁が2名になりましたから計3名の顧問弁護士がいます)
メールやファックスや面談でしょっちゅうやりとりしていますが
顧問でなければなかなか迅速で頻繁なやりとりは難しいかもしれません。

しかし、私は弁護士や裁判と係わることが多いだけに
その経験から、弁護士の限界、裁判の限界をよく知っています。

この掲示板でも、弁護士に相談すればすぐ解決するようなレスがありますが
現実にはなかなかそうはいきません。
私は案件の90%以上を弁護士なしで自分で解決してきました。
顧問弁護士ですから普通の弁護士よりずっと弁護士料は安くしてくれますが
それでもやはり弁護士料は高いのです。
また、弁護士が証拠固めなどしてくれるわけもありません。
すべて自分で有利な証拠を作らなくてはいけないのです。

ただ、弁護士に依頼した以上、弁護士を最大限活用すべきです。
弁護士には弁護士のプロとしてのプライドがありますから
焦らず、感情的にならずに、うまくつきあっていきましょう。

 

 

 

【質問者Z】

弁護士さんとやっと連絡がとれました。

ショーシャンクさんからアドバイスいただいた、
「その他の債権債務がない」という文言の確認をしましたら、
先週金曜に送った合意書にその文言は入っていると言われました。

今週も何度か相手と連絡とっていたらしいのですが、考え中という回答しか
もらってないということでした。

最初は元彼も借金で大変だから半分返ってくればいいと思っていましたが、
奥さんと離婚の話をしている、借金の担保としてとられるから持家はもたな
い等さまざまな事を言っていながら、知らなければよかったことなのかもし
れませんが7000万円の新築の家を買っていたことがどうしても許せません。

勝手なことを言っているのは十分わかっているつもりです。
まだ合意書までに時間はかかると思いますが、合意書がとれたら残りの残金を取り戻す方法
は何かないでしょうか?
「その他の債権債務がない」という文言が入ってしまっているので、
録音してその場で借用書をかかせたとしても(きっと書いてくれないと思います
が)無駄なことなのでしょうか?

ショーシャンクさん、頼ってばかりで申し訳ありません。
何かよい知恵がありましたら教えてください。

 

 

【ショーシャンク】
『この他に債権債務がない』ということは、つまりこの金額を
解決金とするということで、お互いの争いを鎮めるという性格を持っていま
す。
ですから、相手方もこの文言がなければ承諾しないでしょう。
また、これで争いに決着がついたと判断されるのも仕方ありません。

 証拠作りをする前に相手に警戒されているため、なかなか厳しい局面ですが
私がここで期待するのは、相手方とこちらの弁護士とのやりとりです。

このやりとりの過程で、『本当は630万円借りたが、半額免除する』という話が出たとすれば、そのやりとりがファックスやメールで残ってないかと思うのです。

普通、弁護士は交渉の過程を書面に残します。
私も、相手方の弁護士とファックスや内容証明やメールで何十回もやりとりすることが数多くあります。

弁護士はそのように交渉の際、書面でやりとりするものですから
今回の場合も相手方のそのような書面が残ってないかと思います。
まずは、弁護士にそのようなやりとりの書面があるかどうかを
聞いてみてください。

 

 

 

【質問者Z】

ショーシャンクさん、毎日ありがとうございます。

弁護士さんが一番最初に元彼に連絡とったのが、携帯メールでした。
がアドレスを間違えていたらしく携帯メールはエラーで返ってきてそれ以来、元彼
の希望もあり携帯電話でのやりとりになっています。
私が聞いている限りFAX、メールでのやりとりはありません。
月曜に弁護士さんに確認してみます。

自分のふがいなさがいけないのですが、弁護士さんさえ頼りにならないと思っている毎日の中、ショーシャンクさんに親身になって考えていただいき本当に感謝しています。
ありがとうございます。

 

【質問者Z】

ショーシャンク様

以前にご相談させていただいた元彼に貸したお金の件で総額630万円のうち
315万でなく350万返すから合意書という話まで行っていたのですが、それ以
上進展せず、今度は元彼が正式に頼んだ弁護士か司法書士ではなく、あくま
で知り合いに相談という形でこの件で相談している人に、私に使ったお金が
あるのならそれも考慮に入れて金額の減額を要求するような事を、私がお願
いしている弁護士さんに言ってきました。

交渉の最初で私に建て替えてあるお金が700万以上ある(私にしたら濡れ衣です)と言っていたので、早く決着をつけたいのでその事も考慮して金額を減額してきたのにもかかわらず、
またその他に使ったお金があると言いだしました。

弁護士さんも元彼に「それでは最初に逆もどりだ、金額はもう変えない、合意書の内容を少し変更するくらいしかきけない」と弁護士さん曰くかなり強く言ったそうです。

元彼が相談している人にもう一度相談して最終結論は4月7日に出すことに決まりました。

弁護士さんがこれはもう引き伸ばしとしか考えられないので交渉中止にしたほうがいいと言われました。

弁護士さんは手を引いて内容証明をだすなり、相手の会社に訴えるなり、証券業協会に訴えるなり私個人でしたほうがよいのでは?と言われ、最初から言われていますが、
訴訟しても勝てないと思うので訴訟は受けていだだけないようです。

弁護士さんが入っても半年のらりくらりとかわされてきました。
交渉が決裂し弁護士さんが手をひいた場合、もうあきらめるしかないのでしょうか?
何か打つ手はないのでしょうか?

どうしていいのかわからず、お手数ですがアドバイスよろしくお願いします。

 

 

【ショーシャンク】

弁護士であれば、交渉の過程を残すのが普通です。
私は、相手方の弁護士と直接交渉することが今まで何十回となく
ありましたが、どの弁護士もメールかファックスでの交渉を
求めてきました。
ですから交渉の際にはおびただしい数の書面が残ります。
その弁護士は、今まで相手方と交渉して、何の記録も証拠も
手に入れてないのでしょうか。確かめてみてください。
何の証拠も残していないのであれば、頼りにならない弁護士です。

電話でのやりとりしかなく、証拠が残っていない場合は、
その弁護士は相手方から総額が630万円であることを確かめた上で
半額の315万円を支払うことをいったん認めたのでしょうから
相手が確かにそう認めたという証人になってもらえないか、
頼んでみるしかありません。多分、引き受けないでしょうけど。

弁護士が出てきたことで、もう完全に相手方は警戒しています。
この状況で、あなたが相手方に会うことや電話で話すことはできるでしょう
か?
証拠が手に入るまでは喧嘩腰にならずに、泣きつく形で
相手方をうまく誘導しその会話をわからないように録音するしかありませ
ん。
相手方と電話などで話せる状況ですか?

 

 

【質問者Z】
弁護士さんに確認の電話をしましたが、外出とのことなので
折り返しの電話をお願いしましたが、かかってくることは殆どありません。

私が聞いている限り元彼の携帯電話から弁護士事務所への連絡のようです。
弁護士さんはご自分の携帯からは決して連絡をしてくれないので、
弁護士さんが事務所にいないと何日も話がすすまない状態です。
メールではないと聞いてます。

合意書の話の時に署名と実印に印鑑証明をというとまた話が長くなるから
本人の署名だけにするつもりだと言われました。
その時「もし本人じゃない人が署名して、後でそんなものは書いた覚えがないと言ってきたらどうしたらいいですか?」と聞いたら
「訴訟になったその時には僕が証人で行ってもいいですよ」と言ってましたが、実際わかりません。

弁護士さんが間に入っている間は直接連絡はまずいと考えて、元彼に連絡してませんでした。
私としては7日の最終結論の前に、泣き落しの電話をして合意書にサインさせたいです。

しかし「余計なことをしたから白紙に戻ってしまったのでこの件からおります。」
等弁護士さんに言われるのも困るので
弁護士さんに確認したかったのですが、連絡とれずの状態です。

元彼に合意書のサインのお願いをするのも土日月しかないので、悩んでます。
元彼を絶対捕まえるには仕事のある平日だと考えています。
土日は東京に帰っているのか地方にいるのか、きっと逃げて捕まらないと思います。

携帯を録音するようにICレコーダーとアダプタを買ってきました。
合意書がとれてから、逃げられない平日、地方にいる元彼に会おうと思って
ました。私も急に有給がとれないので来週月曜に行くことは不可能なので携
帯録音電話しか手段がありません。

弁護士さんに連絡してもいいか確認とらずに元彼が電話にでるかわかりませ
んが泣きつきの連絡してしまってよいのでしょうか?
7日の結果を待って弁護士さんが手を引いてから連絡したほうがよいのでしょうか?

電話する場合、7000万円のマンションを買っていて完全に私をだましていた
ことを話してもいいのでしょうか?元彼は金融監督庁の調査の時にもインサ
イダー取引の件でかなりたたかれても結局のらりくらりと逃げきった程の交
渉のプロなので、電話でどこまでやれるか不安です。