お金を貸した相手から逆に訴えられた例

【質問者P】

相手が19歳の時に合計100万程貸してしまいました。
その後相手が20歳になってからも貸してしまってます。
総額123万になった時に一度借用書を作成しました。
その後もちょくちょく貸してしまっていて総額200万円くらいになってし
まっています。
いきなり連絡が途絶え、しばらくしてから届いた相手からの最期のメールに

「こんばんわ。弁護士さんに全て委託する予定です。
ある程度の話はしています。1ヶ月以内に介入通知が送付されると思いま
す。
弁護士さんに直接交渉しないように言われてますので。失礼します。」
とありました。

相手が5年来の知人という事もあり、内容証明を出す事に躊躇してしまい、
県警からの指示に沿って相手宅を訪問したのですが、
警察にストーカー容疑で任意同行させられてしまい、
「今後連絡しない」という内容の誓約書を書かされました。
相手の弁護士とは、刑事課の取調室で会いましたが、
「裁判にするなら裁判にしたらいい」とだけ告げられました。
本人は以前からお金は返すと言ってくれています。

僕も弁護士をつけた方がいいのでしょうか?
介入通知が届くまでに何をしたらいいのかが全く分かりません。

 

 


【ショーシャンク】

借金の取立てはストーカー行為にはなりませんが
取立て目的以外につきまといなどしたのでしょうか。

それはともかく、相手が20歳過ぎてから借用書を書いていますから
債務の承認になり、有効です。
その123万円以外にも、メールなどで証拠があるのであれば
裁判しても勝てると思います。

しかしながら、ここで問題は、相手方の支払い能力です。
いくら裁判に勝っても、相手に資産もなく定職にもついていない場合は
取り立てようがないのです。

相手方に支払い能力があるのであれば、裁判をすべきです。
200万円であれば、最初から弁護士に依頼したほうがいいでしょう。
私も、簡易裁判所でできる140万円までであれば自分だけで
裁判しますが、それ以上なら、弁護士に任せます。

 

 

 

【質問者P】
ショーシャンスクさんお返事ありがとうございます。

すみません...今僕が置かれてる状況を冷静に見つめる事ができないってい
うか...まだ理解すらできなくて....
お金の事よりも、心の方がまいってしまっている状態なんです。

3年間かけて今の状況になってしまってるので、カテゴリーの『金銭トラブ
ル』を僕の主観で汚してもいいのかな?
ひょっとしたら現在もまだ進行形だったらどうしたらいいんだろ?なんて
考えてしまうと、ますますうまく説明できないんです。
ちなみにストーカー行為はありません。
おそらく相手の弁護士さんの『依頼人保護の為の策』だと受け取っています。

僕も弁護士さんには半月程前に相談してみました。(ストーカーでの任意同
行後)
1回目の相談では
「弁護士を紹介してもらいなさい、裁判するなら相手の地域の弁護士に相談
しなさい」
と言われ、翌日相手の地域の弁護士さんに相談しましたところ
「介入通知が到着するまで待ってみてはどうだろうか?相手は解決させる為
に弁護士を用意してるのだから、こっちが余分なお金を使う事はない」と保
留の状態です。
詳細が必要なら書けますが、カテゴリーから外れる事実も実際には多くて、
躊躇しています。

相手の弁護士さんにも取り調べ中に発言したのですが、単なる民事扱いでい
いのか?このままお金だけ返してもらえたらいいのか?ばかりを考えてしま
うのです。
なんと言うか....
借りたお金は返すのが当たり前ですよね?
返せないなら理由を告げるのは当たり前ですよね?
僕から相手にした要求は
「小額でも良いから必ず毎月返して下さい。」
「親にも相談して下さい」
「連絡先を教えて下さい」
「メールではなくできる限り電話かこちらに出向いて下さい」です。
相手は現在仕事をし、給料を貰っているので、
以上の条件で相手が何故弁護士に相談したのかが分からないのです。

文章になってなくてすみません...

 

 

 

【ショーシャンク】

恋愛感情のもつれによる、つきまとい等の行為がないにもかかわらず
ストーカー行為として警察を呼ぶなんて酷いことです。
貴方の言うことを信じるとすれば、彼女は、貴方が貸金の返済を
求めているだけにもかかわらず、ストーカーと言い張っていることになりま
す。彼女の弁護士も同じです。
借金逃れのために貴方を貶めているのであれば許せません。

しかし、少し気になる箇所があります。
それは、貴方の書いた『県警からの指示に沿って相手宅を訪問したのです
が』という言葉です。
県警からの指示とはどういうことでしょうか。
以前に、ストーカー規制法に基づく警告が警察によってなされたのでしょう
か。

相談の場合は、自分に不利なことを含めてすべて関係のあることを話さなけ
れば、全く的外れな結論になるかもしれません。
有利不利やカテゴリーは関係なく、この係争に関係あることは
話したほうがいいと思います。

 

 

【質問者P】
ショーシャンクさんお返事ありがとうございます。
本当に気分的に助かります。

そうですよね...僕なんかの話をまじめに聞いてくれる人が居てくれた事に
びっくりしています。
弁護士さんも「詳細はいらない、聞くだけ無駄君はどうしたいの?」だっ
たし、
警察でも「お金の事はいいから、お前は何故ストーカーをして相手を苦しめ
た?(してないです)何回家に行った?(3年間で多分合計3回です)」
なんだかなぁ....

相手宅に訪問した理由は、
最期のメールとその前のメールの間隔が1週間空いたからなんです。
相手とのその前のやりとりで僕はこう伝えました。

県警からの指示は
「相手宅に訪問するなら、一人では危険かも知れないので、誰か事情がわ
かってもらえる人に同行してもらいなさい」

「もし同行人の用意が不可能なら、証拠確保の為録音機械等を用意して行き
なさい」
です。

相手宅に訪問した理由は相手からのメールの内容
○家族が事件の真相を知り、家族に監禁詰問されている(相手サイド)

○謝罪のためこちらまで出向く様母親を説得した(相手サイド)

○謝罪されるなら公的な第三者が居る場所でないと家族からの逆切れ、居直
り等が怖い(僕サイド)

○事情を知っている警察署で冷静に話し合いしましょう(僕サイド)

○警察に行くのは嫌だと母親が発狂した(相手サイド)

○母親が冷静になったらそちらに行きます(相手サイド)
そのまま一週間連絡が途絶えた後、最期に届いたメールが『介入通知云々』
だったため、
相手の命の危険なのではないか?このメールは誰かの偽装ならば?と考えて
しまったのです。

というのも借用書を作成して以来、相手からはほぼ毎日メールが来る様に
なっていました。
謝罪の言葉はなかったですが....
何より相手のおかれた環境を理解する事が出来たので、弁済が遅れても納得
していたんです。

県警からの指示は
「相手宅に訪問するなら、一人では危険かも知れないので、誰か事情がわ
かってもらえる人に同行してもらいなさい」

「もし同行人の用意が不可能なら、証拠確保の為録音機械等を用意して行き
なさい」
です。
当日僕が取った行動は
○相手に、メールで「連絡下さい、心配なので家に行きます。話を聞きにで
す。お金を返してではないです。」

○訪問、相手のお姉さんが対応してくれました。
本人は仕事の為不在でした。
以前お姉さんからも多数メールを受け取っていたので、以前のメール(お金
の要求等)の一部を見せた所知らないと言われてしまったので、
本人と母親に連絡をとって欲しいと頼みました。

○初めてお母さんと会話できました。借金の事実は多分知らないようでした
ので、話をしたいとお願いすると、
「今仕事中なので、20:30に来て下さい」と言われました。

○お姉さんからの電話には本人が出ました。「帰って下さい全て弁護士に
話して下さい」と告げられました。
お母さんと話をする約束をしたのでもう一度来ますと伝えて帰りました。

○20:30にまんじゅうの手土産を持って再訪問(敵意がない事を示すた
め)、お兄さん(相手へのお金を相手が不在で、この人に依頼した事があり
ます)が対応してくれました。母親は誰かと電話中らしく、中へへは通して
もらえませんでした。

○お兄さんといろいろ話をしている時、母親が兄に「扉を閉めて」とつげ、
「ちょっとごめん」と扉を閉められてしまいました。

○警察到着、この時点では近所で何か事件が起こったのか?くらいにしか考
えていませんでした....ら任意同行。

取り調べ中に警官から聞いた話では
相手と弁護士が警察に「ストーカーが家に来ているから助けて」だったそう
です。
僕の携帯電話を手に取り過去のメールのやりとりを実際に見て「あれ?なん
か相手の供述...おかしいな?」と言っていましたが、
「これを書かなければ帰れない」と誓約書を書かされました。

なんか文章むちゃくちゃですみません....

 

 

 

【ショーシャンク】
あなたは悪くありません。
相手方とその弁護士に大変腹が立ちます。
そのような相手であれば、徹底的に戦いましょう。
恐れることやパニックになることなどありません。
正しいのであれば、それを主張すればいいのです。

まず、あなたに言っておきますが
あなたが相手方に連絡したのは、あくまでも貸したお金の返済の請求だとい
うことを押し通してください。

まず、貴方と彼女とのメールのやり取りをすべて
紙にプリントアウトしておいてください。
これは強力な武器になります。

相手方の弁護士に対し、私なら次のような文書を送ります。
 ↓
『冠省 私は、○○○○さん(彼女の名前)に対し、合計約200万円を
貸しております。しかしながら、○○さんは返済することもなく
メールなどの連絡も途絶えることが多い状態でした。
本年○月○日に○○さんのお母さんと電話で会話した際
お母さんが「今仕事中なので20時30分にきてください。」
と言われたので、手土産を持って○○さん宅に伺いました。
これはあくまでも貸金の返済についての話し合いをするためであり
そのことは、やりとりしたメールによっても証明できます。
にもかかわらず、貴殿は警察に「ストーカーが家に来ているから助けて」と
電話したと警察官から聞きました。
法律を知らない私は、警察に連行され、誓約書まで書かされました。
後で調べてみますと、罪のないものを故意に告訴告発する行為は
虚偽告訴罪に当たるということを知りました。
貴殿は法律家である以上、貸金の返済を請求する行為が
ストーカー規制法に違反するストーカー行為でないことは
当然知っておられるはずです。
私は警察で取り調べられ大変傷つきました。
人権を擁護するべき弁護士が、善良な市民を陥れることは許しがたいことで
す。
つきましては、貴殿は何故、貸金の返済の話し合いに行った者を
ストーカーとして警察に告発されたのかをお聞きいたしたいと思います。
誠意あるお返事がない場合、所属弁護士会に今回の事の経緯の是非につき
ご相談したいと存じます。
尚、当日は、○○さんから連絡が途絶え、貴殿から代理人受任通知が届いて
いない状態であったことを申し添えます。 草々』
 ↑
私なら、上のような文書を相手方の弁護士に送りますが
貴方の状況判断により、送るか送らないかを決めてください。

 

 

 

【質問者P】
ショーシャンクさん....
僕、相手をやっつけたいです。
でも方法が分かりません。
『やっつける』が、どのような形なのかがわからないんです。

まずは上に書いて下さった文書を相手弁護士に送ります。
普通郵便でいいのですか?
こんな場合内容証明郵便が適切なのでしょうか?

あと、先方のメールでの言い分だと
三者介入通知が届く期限は6/12みたいなのですが、
今すぐ出しても良いのでしょうか?

メールのプリントアウトは序所にですがやり始めました。
絶対に頑張りますので、どうかご指導お願いします。

 

 


【ショーシャンク】
わかりました。
これからの人生において、あなたを騙そうとする人間、害そうとする人間に
対しては、うやむやにせず、きちんと自分を主張することが重要です。
現実の社会では、それができなければ、舐められていいように利用される
だけです。
あなたは、『人に嫌われたくない』という意識が強すぎる為に
危険なほどお人好しになっています。
それは、サラリーマンならいざ知らず、自分で経営するのであれば
最も危険な態度といえます。

質問の回答ですが
普通郵便でも内容証明郵便でもどちらでもいいです。
一般の人ならば、内容証明郵便で心理的な効果があると思いますが
弁護士には心理的な効果は望めませんから、普通郵便で結構です。
この文章は、あなたをストーカーとして警察に告発した行為を
咎めているものですから、代理人受任通知は関係ありません。
相手のお母さんと弁護士が、あなたを警察に告発したのですから
同じ内容の文書を、相手か相手のお母さんにも送るほうがいいと思います。

貴方に対し、弁護士から正式に代理人受任通知が届いてから
弁護士が代理人となるわけですから、それ以前には、相手方に
直接文書を送ることは問題にはなりません。

また警察に対しても、事の経緯書を送り、今回の事がストーカーではなく
貸金の請求であったこと、それを知っているにもかかわらず、相手方や
弁護士、及び警察までも、貴方をストーカーとして扱ったこと、を
きちんと主張すべきです。

相手方への文書や警察への文書はまたお知らせします。

 

 

【質問者P】
ショーシャンクさんありがとうございます
今はもう叱咤叱責のお言葉も含めて全てに感謝したい気分です
明日朝一番で相手の弁護士に向けて手紙を出してみます。

書き損じていましたが、
ストーカー疑惑当日は

○相手が僕と電話で会話した直後、東京にいた弁護士を呼び出した

○相手と弁護士が合流、直接面談

○2人で警察署に出向き、助けを求めた

のようです。
ですから警察に告発したのは、相手と弁護士です。
相手は弁護士に4月末から相談していたようです。

警察は最初こそ高圧的でしたが、僕の供述に一貫性、真実性があったので、
誓約書を書かされる段階では
「これを書かないと収まらないから書きなさい」
くらいでした。

相手弁護士が所属する事務所はサイト上で
介入書類を即日で送付する
と書いてあるのですが、こんなにも待たされるのには何かわけがあるのでしょうか?
ただの引き延ばしなのかな?
なんて考えています。

 

 

【ショーシャンク】
相手方に対する文書です。
 ↓
『冠省 私は、貴女に対し、合計約200万円を貸しております。
しかしながら、貴女は返済することもなく
メールなどの連絡も途絶えることが多い状態でした。
本年○月○日に貴女のお母さんと電話で会話した際
お母さんが「今仕事中なので20時30分にきてください。」
と言われたので、手土産を持って貴女宅に伺いました。
これはあくまでも貸金の返済についての話し合いをするためであることは
貴女も貴女のお母さんもよくご存知のはずです。
にもかかわらず、貴女のお母さんと弁護士は警察に「ストーカーが家に来て
いるから助けて」と電話したと警察官から聞きました。
法律を知らない私は、警察に連行され、誓約書まで書かされました。
後で調べてみますと、罪のないものを故意に告訴告発する行為は
虚偽告訴罪に当たるということを知りました。
貸金の返済を請求する行為がストーカー規制法に違反するストーカー行為で
ないことは当然ご存知のはずです。
私は警察で取り調べられ大変傷つきました。
貴女は今まで、虚偽の理由を並べ立て、私からお金を巻き上げてきました。
私は今、貴女からが言ってきた数々のことが、如何に悪質な嘘であったかを
知りました。貴女の嘘を信じてお金を貸してきましたが、
私が返済を請求した途端、貴女は私をストーカーとして警察に告発しまし
た。
私は貴女の行為は詐欺罪に該当すると考えています。
貴女が如何に悪質な嘘をついて、私からお金を騙し取ったかは
貴女からのメール文書の数々で証明できます。
本書到達後14日以内に貴女から誠意ある回答がない場合には
法的措置をとらせていただくこともあります。
尚、○○弁護士から代理人受任通知はまだ届いておりませんことを
申し添えます。  草々』
 ↑
表現は事実に沿うように適当に修正してください。

 

 

 

【質問者P】
ショーシャンクさん、僕なんかを助けていただいていつも本当に感謝してい
ます。
全然言葉にも表現できていないのですけど、本当に助かっています。
ありがとうございます。

今郵便を相手と相手弁護士に送ってきました。
うまく解決できるといいなぁ...と思う反面、いつもの様に言いくるめられ
たらどうしよう...と不安でいっぱいですけど、頑張っていきます。

最近は(この掲示板に書き込みしてから)体調もよくなったので、仕事も楽
しいです。
ショーシャンクさんのような方がいてくれて僕は幸せです。

まだまだ解決の第一歩目ですので、これからもお手を煩わせる事になること
になるはずなのですが...その時はショーシャンクさんの持ち味の『切れ味
の鋭いご意見』をいただけたら、とても嬉しく思います。

また動きがありましたら随時書き込みして報告させていただきます。
僕のような立場でモヤモヤした気持ちの方が、まだまだ沢山いると思うので、
そういう方が僕の書き込みを見つけてくれた時、すこしでも参考になった
り、気持ちが柔らんだらいいなと考え、進行状況を正確に書いていきたいと
考えています。

本当にありがとうございました。

 

 


【ショーシャンク】
どんなにささやかなことでも、人の役に立てるのはとてもうれしいことで
す。
元気を取り戻せたのは何よりです。

ただ、どうやら貴方は、とんでもなく嘘つきの女性と知り合ってしまったよ
うですので、これから気を引き締めていかないといけません。
このようにずるい人間、嘘が平気な人間と闘っていくのは
うなぎをつかむようでヌルヌルして疲れるものです。

決して焦らず、決して腐らず、気長に共に闘っていきましょう。

 

 

【質問者P】
ショーシャンクさん温かいお言葉ありがとうございます。
特に「共に」の部分にすごく安心感を感じました

多分相手には本日郵便が届くと考えています。
弁護士には明後日なのかな?
で、相手の弁護士が弁護を引き受けたなら
(僕が捕まった時は依頼状況はまだはっきりとはわからないっぽかったので)
僕に介入通知が届くはずなんですが....

昨晩は元夫とも話せました。
現在相手と養育費の裁判中(相手からの要請だったそうです)で、
もうすぐ終わると言っていました。
離婚の原因はやはり性格の不一致だそうで、彼は裁判の為にDNA鑑定をした
そうです...
いろいろとあったんだな...と感じました。
こちらの裁判は1ケ月以内と、スムーズに進行したそうでしたので、
僕も安直に考えてましたが、ショーシャンクさんがおっしゃる「気長に」の
部分....
やはり時間はかかるもんなんですね...

 

 


【ショーシャンク】
『気長に』というのは、時間のことというより、
うまくいかないことが起きても、焦らずに、ということです。

すべての物事に言えますが、感情的に巻き込まれるのが一番いけません。
常にゲームのように観ること、これが大事です。

チェスや将棋をするように、こういう手を出せば、相手はどういう手で
来るだろうと考えていけば、こういうトラブル解決でも
楽しむことができます。

 

 

 

【質問者P】
「焦らずに」心がけます
ショーシャンクさんいつもありがとうございます。

明日で一応相手弁護士からの『第三者介入通知』送付の期限のはずなんです
が....
なかなか思う様に進んでくれないもんなんですね。
今は相手の手待ちといった所なんでしょうか?

 

 

【ショーシャンク】
弁護士から、代理人受任通知が来ないことが、
何故『思うように進んでくれない』ことになるのか理解できません。

そのようなものは来ても来なくてもどちらでもいいのです。

代理人受任通知が来た場合には、弁護士と話せばいいですし
代理人受任通知が来ていないときには、相手方と直接話せばいいだけです。

そもそも、弁護士に依頼すれば、その時点で弁護士は受任通知を出すはずで
すから、ただの相談だけだったこともありえます。
相談を受けた弁護士も、事情を聞くにつれ、代理人を引き受けなかったこと
も考えられます。

どちらにせよ、あまり相手の動きに右往左往せず
相手が動かしてきた駒に対し、どうこちらが駒を動かすかを
将棋のように冷静に考えればいいのです。

 

 

【質問者P】
さきほど相手弁護士から郵便が届きました。

警告書
僕の名前
平成21年6月13日
弁護士の住所
弁護士の電話番号
弁護士の名前と弁護士印鑑

 当職は、貴殿が主張する虚偽告訴罪該当の行為は一切しており
ません。
 事実無根の内容で、弁護士に対し懲戒請求等をした場合には、
不法行為となり、損害賠償請求の対象となることを警告します。
 なお、当職は貴殿に対し、平成21年5月15日、○○(僕が連行された警察
署)警察署
内において、○○さん(相手の氏名)と貴殿との間の金銭トラブルについて、
○○(相手の氏名)さんの代理人となることを貴殿に対し、口頭で伝達済みで
す。

どうしたらいいですか?今すごく怖いです....。

 

 


【ショーシャンク】
怖がる必要はありません。
貴方は、ストーカー行為をしておらず
貸金の請求に行っただけなのですから、酷いのはあちらです。

弁護士に対し、このような質問をしてください。
 ↓
『冠省 貴殿からの平成21年6月13日付警告書に対し
 次のように質問いたします。
 ○○○○さんから、本年5月○日に「借金につき弁護士に依頼するつもり
だから、1ヶ月以内に弁護士から介入通知が届く」ということを
聞いておりましたが、1ヶ月過ぎても書面は届いておりません。
また、本年5月15日には、貸金につき○○さんのお母さんと
話し合いをするため伺ったところ、ストーカーとして警察に連行され
私としては何がなんだかわからない状態でした。
貴殿が○○さんの代理として私を警察に訴えたことは承知しておりますが
私の貸金につき正式に○○さんの代理人になられたのであれば
貸金についての代理人受任通知を書面にていただきたいと存じます。
ここで、私にはどうしてもわからないことがあるのですが
私が貸金の話に家に伺ったことを承知していながら
何故貴殿は私をストーカーとして警察に訴えたのでしょうか。
私は、当日、○○さんのお母さんから「夜8時半に家に来てくれ」と言われ
て、手土産を持って話しに伺っただけで、何もやましいことはありません。
貴殿からの警告書に書かれていますように、これは○○さんとわたしとの
金銭トラブルであり、ストーカー規制法におけるストーカーではないことは
貴殿もご承知のはずです。
このことにつき、ご説明いただきますようお願い申し上げます。草々』

 

 

 

【ショーシャンク】
弁護士や警察の対応は不適切で、これはこれで追求していくべきですが
本来の目的の、資金返還請求をしていかなくてはなりません。

その弁護士が代理人受任しているのであれば
弁護士宛に次のような文書を送ってください。
 ↓
冠省 ○○さんの代理人である貴殿に対し、ご通知いたします。
私は、○○さんに対し、合計○○○万円を貸しております。
お金を借りる際に、○○さんが私に告げた様々な理由は虚偽のものであり
私は○○さんから大金を騙し取られたと考えています。
もし、○○さんが私に言った理由が虚偽でないと考えるのであれば
本書到達後10日以内に文書にてその理由をお聞かせください。
期限内にご連絡がない場合は、上記の貸金合計金額と○○さんが私から
お金を詐取したことが事実だと捉えさせていただきます。
尚、上記貸金には期限を定めておりませんので、請求の時から
○○さんは遅滞の責を負いますが、今までの請求に加え
今回この書面をもって再度請求いたします。草々

 

 

 

【質問者P】
そうなんですよね...パトカーに乗せられる直前(相手宅から離れた場所)
で「任意同行」と宣言されたので...
「任意なら行きません」と、あの時乗っていなかったらよかったなぁ...
と、考えてしまいます。
取り調べ室でも「疑惑が晴れたなら帰ります」と言えばよかったのですが、
帰りもパトカーで送ってくれる約束をしてくれてたり...
なんて言うか...本質のお金の部分はおいておいても...ふがいないです。

監察室宛の手紙ですね。
凄く普通の手紙になってしまうのですが、読む方に失礼にあたらないかばか
り考えてしまってます。
頑張って伝わるように書きます。

相手弁護士は代理人受任されている様です。
明日ショーシャンクさんが考えて下さった文章を送ってみます。
ただ...金額の所が『約○○円』としかならないのですが(あげた分もありま
すので、1円単位では計算できません)、大丈夫なのでしょうか?
本来なら任意同行の日に相手と「あれは?貸した?おごった?」とか話合い
たかったのですが...

ショーシャンクさん、僕なんかのために本当にいつもありがとうございます。
いつも心強く思います。

 

 


【質問者P】
ショーシャンクさん、いつもお返事ありがとうございます。
毎回明確で理解しやすく助かっています。

今日までに送付される約束だった介入通知(相手の解決の意思の現れと受け
取っていました)が届かなかった事で、やっぱり気分が下がるっていう
か...焦ってしまいました....。

なるほど...弁護士が引き受けない場合もあるのですね。
てっきり相手側は任意整理で来ると考えていましたので、和解なら弁護士は
100%引き受けるものだろうと安直に考えていました。

 

 


【ショーシャンク】
任意整理は、すべての債権者の合意が必要となり
成功の可能性が低いため、弁護士は、自己破産や個人の民事再生などの
法的措置をしてくることが考えられます。

しかし、相手が自己破産を申請しても、詐術を使った場合には
免責は受けられません。
相手は、嘘ばかりを並べ立てていますので
自己破産の場合には、相手の詐術を主張すればいいでしょう。

 

 

 

【ショーシャンク】
今まで相手に渡したお金をすべて合計して書けばいいのです。
食事をおごるとか何かを買ってあげるとか、は含みませんが
例えば相手がガンの治療のためにお金が要るといったときに
貴方が『このお金をあげるから使って』と言ったとしても
それは、相手の嘘によって貴方は騙されたのですから
返還請求できるのです。

相手は、嘘で塗りたくって貴方からお金を引き出しているのですから
相手に渡したお金はすべて請求すればいいのです。
請求金額の変更はいつでもできるのですから。

また、貴方が警察の任意同行に応じたことは間違いではありません。
しかし、ストーカーでないとわかったにもかかわらず
貴方に誓約書を書かせたのは、警察の落ち度です。
貴方も誓約書は拒否すべきでした。
とはいえ、誰でも警察や弁護士に囲まれて、なかなか拒否できるものではあ
りません。
私でも、経験がない若い時であれば、多分、言われるままになっていたでし
ょう。
ですから、悔やんでも仕方ないので、今できることから始めましょう。

 

 

 

【質問者P】
昨日地方裁判所から通知(訴状)が届きました。

消費貸借に基づく合計金203万2000円の債務の存在は虚偽である。
債務の存在しないこと確認する
訴訟費用は被告がもつ

のような内容でした。
「つきあったら借金チャラ」というので押してきたのだと思います。

8月半ばに口頭弁論があります。

テレビなんかで裁判のシーンをみますが、実際に自分が被告人とされると
あまり気分がよいものではないんですね。

民事の裁判というものを全く分かってないのですが、
お金の貸し借りや詐取における口喧嘩なのかな?と思っていました。
相手弁護士のとる方法みたいなものがあるなら知りたいです。

すみません....今すごくテンパってて自分の考えがまとまりません。

 

 

 

【ショーシャンク】
まずは、落ち着いてください。

つまり、相手方は、借金なんてないよということを
裁判所に確認するための訴訟をしてきただけです。
仮に負けたとしても、借金がもともとなかったといことになるだけであり
勝てば債務が承認されますから、あなたにとって損はありません。
むしろ、好都合といえるでしょう。

 

これから貴方がとる選択肢は、次の3つになります。
1、このまま無視する→敗訴により借金はちゃらになる
2、弁護士を立てて裁判を戦う
3、弁護士を立てないで裁判所に答弁書を自分で提出する

この3つです。1、が一番簡単な方法ですが、それ以降貸金は請求できなく
なります。2、には、たぶん着手金だけで30万円くらいかかります。
3、は手間はかかりますが、お金はかかりません。

もし、3を選択されるのであれば、答弁書の案はお教えします。

相手方の彼女は、自分の弁護士に対して、不都合なことは言ってないと
思います。弁護士も、貴方が彼女から受け取ったメールをすべては
把握していないはずです。弁護士も裁判の席で彼女からのメール内容を
すべて知ればびっくりすると思います。

貴方は彼女に『つきあったら借金はちゃら』などというメールはしていない
ですよね?
それであれば、戦うことをお勧めします。

 

 

 

【質問者P】
ショーシャンクさんお返事ありがとうございます

訴えられるなんて初めての事なので、訴状の重厚感にびっくりしました。

相手とは「つき合ったら借金チャラ」という内容は、
言葉こそ違えど何回かやりとりしています。

具体的には
「弁済は遅れてもいいですので、連絡を下さい」
「お金返したらいいんでしょ?みたいに思われる方がいやです」
「感謝されるのは嬉しいですが、弁済が嫌だからと言って敵だと思われるく
らいならそばで反省してくれてる姿を見れる方が嬉しい」

みたいな内容です。

実際お金を渡す以外で相手と会えた事はないのですが、それでもうまくいっ
てた気はするんです。
借金チャラなのは借用書を交わしたガン治療費の123万の方ですので、最悪
でも残り70万強の弁済は見込めると思いますが...よくわからないですね。

僕には相手の考え方(詐取について)や、謝罪の意思の有無の方が重要だっ
たので...

昨晩相手弁護士にも答弁書にどう書けばそちらの都合がよいかの留守番電話
を入れたのですが、連絡はありません。

警察署では
「愚痴も聞いてあげます」
「謝罪させます」との事でしたが...人間って不思議です。

ちなみに相手弁護士に送った手紙には
詐取の内訳も全て書いてあります。
それをふまえた上での訴訟でしたので、相手側が何を考えているのか、通例
通りなら僕はどうすればよいのかばかり考えてしまいます。

ショーシャンクさんが書いて下さった中から僕の選んでいた答えは『3』です。
つき合っていたならちゃんと相手側から謝って欲しいと思っています。

 

 


【ショーシャンク】
訴状の内容を教えてください。
当然、固有名詞(名前)などは伏字や仮名でいいのですが
文面はすべて正確に教えてください。

答弁書は、訴状のひとつひとつに対し、否認か認めるかを
書くものですから、正確な訴状の文面がいります。

 

 

 

【質問者P】

訴状
平成21年7月2日
地方裁判所 御中
原告訴訟代理人弁護士 (相手弁護士)
相手住所
原告 (相手氏名)

送達場所
相手弁護士住所、電話、原告代理人(相手弁護士名前)

私の住所
被告(私の名前)

債務不在確認の訴え
訴訟物の価格 金203万2000円
ちょう用印紙代 金1万600円

2枚目
第1 請求の趣旨
1 原告は被告に対し平成19年1月1日から平成20年2月にかけて行っ
た消費貸借に基づく合計金203万2000円の債務の存在しない事を確
認する。
2 訴訟費用は被告の負担とする。
との判決を求める。

第2 請求原因
被告は、平成19年1月1日から平成20年2月にかけて行った消費貸
借に基づく合計金203万2000円の債務が存在すると主張する(甲第1
号証「冠省」)。
しかし、かかる債務の存在は虚偽である。

第3 結論
よって、原告は被告に対し平成19年1月1日から平成20年2月にか
けて行った消費貸借に基づく合計金203万2000円の債務の存在しな
いことを確認する。

証拠方法
1 甲第1号証  冠省
付属書類
1 訴状副本  1通
2 甲号証   1通
3 甲号証の写し 1通
4 訴訟委任状  1通

 

裁判所での事をいっぱいお聞きしたいのですが...
1.相手は出席するものなのんですか?
2.相手は話しますか?(弁護士のみですか?)
3.こちらから証拠が提出されないまでは、相手側は嘘をつきますか?
4.嘘が証拠によって覆された時、相手弁護士はどうでるものなのですか?
5.僕にも話ができる時間があるんですか?
6.判決が出るまでにどのくらいの期間がありますか?

相手弁護士への手紙にも書きましたが、
今の僕にとってお金の請求は2の次なんです(無い所からは返してもらいに
くいと思います)
相手の考え方(真実)が見えたら嬉しいです。
なぜ弁護士に依頼した?とか
なぜ警察に連行されないといけなかった?とか
詐取の事も時間をかけて謝ってもらえて、お互いに連絡がとっても問題(警
察とかです)がなくなって、
ご家族からは、僕に非がない事を理解してもらえて、その上で謝ってもらえて、
相手にお金に余裕ができた時に、返したい分を返してもらえたら...
それでわりと満足なんです。

 

 

 

【ショーシャンク】
まず、質問にお答えしましょう。
1、彼女は出席しません。ただ、証人として呼び出された場合は
  出てこないといけません。
2、証人として証言することはあったとしても、それ以外で出てくることも
  話をすることもありません。
3、証拠がない場合、嘘はつかれ放題です。裁判を経験すればわかります。
4、証拠があって弁護士の主張が否定された時は、弁護士も認めます。
  証拠があっても否認すれば心証が大変悪くなりますし不利だからです。
5、本人訴訟の場合、話はできます。ですが、あらかじめ、こちらの
 主張は、答弁書準備書面でまとめておく必要があります。
6、この場合、早くて3ヶ月、長引いて1年くらいでしょうか。

 

さて、彼女からのメールで証拠になりそうなものは、すべて
プリントアウトできましたか?
また、相手方に送った書面は、これも貴重な証拠となります。

 

 


【質問者P】
なんだかびっくりする事ばかりです。
裁判というのは本人どうしの口喧嘩みたいなものだと想像していたので。

裁判って3ケ月から1年もかかるんですね...
なんか...この場合の敗訴がどの状態なのかが見えてこないのですが、僕負
担になる訴訟費用の額が怖いです。

証拠ですが、虚偽のメールや「弁済のために仕事している」という内容のプ
リントアウトはできましたが、相手側が主張する「つき合ったら借金チャ
ラ」というのを覆す方法が分かりません。

全て「支払う必要は無かったけど、恐怖からでまかせを書いた」と言われて
しまえば裁判官に納得されそうな気がして...

 

 


【ショーシャンク】
訴状には必ず、訴訟費用は相手方の負担とする、という文言があります。
ところが、その訴訟費用には弁護士料は入っていませんし
実際の裁判では、勝訴しても相手方に訴訟費用を請求する事例は
ほとんどありません。
訴訟費用が数万円程度と少額なのに加え、請求するのは
勝訴してからまた一手間も二手間もかかるからです。
ですから、敗訴しても、借金がチャラになるだけです。

 

 

【質問者P】
ショーシャンクさん、早速のお返事ありがとうございます。
すごく力強く感じます。

僕の場合どのような証拠があればいいでしょうか?

でも恐怖の反面、裁判がすごく楽しみなんです。
動きがなかったものが動き出すような気がしています

 

 

【ショーシャンク】
答弁書の書き方です。
 ↓

平成21年( )第  号   事件
原告 〇〇〇〇
被告  〇〇〇〇


答弁書


平成21年7月16日
(送達場所)
〒〇〇〇-〇〇〇〇 ○○県○○市○○ ○丁目〇番〇号(あなたの住所)
被告    〇〇 〇〇 印
電話    〇〇-〇〇-〇〇 

 ○○地方裁判所  御中 

第1 請求の趣旨に対する答弁
 1 原告の請求を棄却する。
 2 訴訟費用は原告の負担とする。


第2 請求の原因に対する答弁
請求の原因を否認する。
 平成19年1月1日から平成20年2月にかけて行った消費貸借に基づく合計金
 203万2000円の債務の存在は事実である。よって、かかる債務の存在は虚
 偽であるとする原告の主張を否認する。

第3 結論に対する答弁
  原告の結論を否認する。 

第4 被告の主張
 

添付書類
1. 乙号証写 各1通

 ↑
以上が答弁書の簡単な書き方です。
第4 被告の主張 には、今までの貴方が彼女に、何と言われて
いつ、いくら貸したのか、その事実を書き並べてください。
その証拠になるメールがありましたら、その文章の後に(乙第1号証)とか
(乙第2号証)とか順に書いてください。

 

 

 

 

【質問者P】
ショーシャンクさん、答弁書の書き方を教えていただきましてありがとうご
ざいます。

第2のところは平成20年2月のままでいいのでしょうか?
でしたら金額が違ってきますので、
総額を対象にするなら
平成21年1月21日までに書き換えても大丈夫なのでしょうか?

 

 

 

【ショーシャンク】
弁護士が依頼者のすべては把握していません。
特に彼女は嘘つきです。
自分の都合の悪いことは、弁護士に隠しているでしょう。
弁護士にとって、依頼者に事実を隠されるほど不利なことはありません。
ですから、貴方もどんどん攻めることができるでしょう。

「訴状の記載に間違いがありました、平成20年を平成21年に変更します」な
どということはよくあることです。

貴方にとって有利な証拠とは、
「この前貸した○○万円はいつ返してくれる?」「返したいけど今お金がな
いからもう少し待って」などというメールです。
これにより、金額や彼女の債務の承認などが証拠付けられるので
大変貴重です。

貴方は相当成長しましたね。
裁判という困難が楽しめるようになったとは大したものです。
困難は人間を大きくしてくれます。

>>それではこうしましょう。
 ↓
第2 請求の原因に対する答弁
 請求の原因を否認する。
 原告の被告に対する合計金203万2000円の債務の存在は事実である。
 よって、かかる債務の存在は虚偽であるとする原告の主張を否認する

 

 

 

【質問者P】

ショーシャンクさん褒めてくれてありがとうございます。
「お金を貸したらお礼ではなく訴状が届いた」という所が面白いなあと感じ
はじめました。
あとは、相手に払えるだけのお金が無いから「借金はない」という裁判にも
ちこまれたんだという点に、
普通の考え方みたいなものを発見できて安心しました。
お金は仕事を頑張れば自分でも稼ぐ事ができますが、人との信頼関係とか愛
情なんかはそうはいかないですもんね。

特にショーシャンクさんの書いてくれた「負けても借金がチャラになるだ
け」という言葉に勇気を貰いました。

でも相手は弁護士に都合の悪い事は隠していけるものなのでしょうか?
依頼者とは信頼関係が全てだと思っていたので...不思議です。

ても、僕から弁護士に送った手紙に、全てのお金や心情のやり取りを記載し
たので、弁護士も把握しているとは思うのですが...
警察署でも
僕「赤ちゃん半殺しみたいな嘘をついてまで借金ってひどいと思いませんか?」
弁「....無言」
僕「謝罪してもらえるんですか?」
弁「謝罪させます」
みたいなやりとりがあったので、それを嘘の供述だととられている、もしく
は裁判では嘘だと主張されるという事ですね?

僕の想像では相手側は
「つきあったら借金チャラ」
「返すと言ったのは恐怖心から」
の2点で押し通してくると感じていました。

僕は
「ストーカーとして扱われたし、つきあった確証がない」
「恐怖を感じる人からはお金を借りるはずがない」
しか言い返せません。
その後和解(減額か借金なし)を促されたら
「全てをきちんと説明、謝罪してもらえたら」
「連絡できるように対応して下さい」
そのくらいしか望みはありません。

裁判の予行演習があるならしてみたい気分です。

遅れましたが答弁書の文書の変更案ありがとうございます。
安心して提出できます。

証拠の件ですが
「僕に返すためのお金をおばあちゃんに借りに行ったけど無理だった」とい
うのが最新なのですが、それは有効ですか?
あと答弁書につける証拠書類は膨大になるので主立ったところだけをまとめ
てもいいのですか?
裁判当日に持ち込んだものも証拠として扱われるのでしょうか?それとも答
弁書に同封されたものだけが一審で扱われるのでしょうか?

 

 

【ショーシャンク】
「僕に返すためのお金をおばあちゃんに借りに行ったけど無理だった」とい
うメールは立派に証拠になります。
そのメールの日時や相手のアドレスなどはプリントされてますか?

答弁書につける証拠は最小限でいいです。
証拠はいつでも追加で出せますから。
慣れた弁護士は、わざと最初に証拠を出さずに、相手が嘘を言った時点で
その嘘を破る証拠を出すなどのテクニックを使うほどです。

答弁書の次には、相手からその反論である、準備書面が届きます。
それに対してこちらも準備書面に主張を書いて出すことになります。

 

 


【質問者P】
ショーシャンクさん、沢山の書き込み本当にありがとうございます。
凄く安心できます。

メールのプリントアウトにはアドレス、日時が記載されています。

答弁書の次は準備書面ですか
なんか不思議です。
証拠も相手が読むんですよね?
提出期限から答弁会までの期間が1週間しかないので、準備書面作成に間に
合うものなのかな?と感じました。

僕「借金返せ」
弁「借金なんてない、嘘つくな」
僕「借金は嘘っていうのが嘘だ」
それに対しての準備書面
弁「借金は嘘っていうのが嘘っていうのが嘘」
みたいな感じですか?

質問です。
相手は『消費貸借』としてきましたが、詐取でも返済の意思があれば『消費
貸借』になるものなのですか?
この質問の真意は
僕たち2人のやりとりに起因します。
素人の2人でしたが、詐取分は『弁済』
通信費等は『返済』と使い分けて連絡をとってきました。
その上で相手側から
「虚偽の理由でお金を借りた事はない」
と言われたら証拠メールが沢山あるので覆すのは簡単です。
けど『消費貸借』という言葉を使用する裏に僕を陥れる落とし穴があるのか
な?なんて考えてしまいました。
弁護士は口達者で、絶対に言いくるめられると聞いたので...そこはすごく
不安です。

裁判官の心象というのも大事なのですよね?
詐取の証拠は裁判官の心象に影響する事もあるのかが知りたいです。
相手弁護士からはきっと「異議有り本件とは関係のない証拠です」みた
いに言われるんですよね?

相手弁護士はすごく一般的な対応(債務の事実は虚偽)をしているんですよね?
ちぐはぐという言葉を使いましたが、相手との争点がずれている気がして、
裁判でも歯がゆい思いをする気がするんです。

 

 

 

 

【ショーシャンク】
第1回目の裁判では、訴状と答弁書の読み合わせだけで終わるでしょう。
勢い込んでいった貴方には、びっくりするほどあっけないと思います。
裁判官は貴方に「この答弁書で間違いないですね?」と確認するだけと思い
ます。
相手方の準備書面はその後、第2回目の裁判までに提出されるでしょう。

相手の弁護士の意図ですが、貴方が想像するよりもっと単純なものでしょ
う。
つまり、借用書も何もないのだから、貴方が貸金を立証できないと
高をくくっているのです。借用書がない以上、貴方がいくら
借金があるあると叫んでも、何もできないだろうと思っているのです。

弁護士は、彼女のメールの存在を知っているのでしょうか。

質問の答えですが、金銭の貸し借りは、消費貸借といいますので
別に深い意図はないと思います。

裁判官の心証といっても、「こいつは悪い奴だ」とか「いい奴だ」というこ
とではありません。
これは、信じるに足りる証拠なのかどうか、両者がそれぞれ説明するストー
リーが矛盾がなく整合性があるかどうか、を判断します。

相手が「借金なんて虚偽だ」と言っているのですから
貴方が証拠を出して立証しないといけないのです。

 

 

 

 

【質問者P】

<弁護士は、彼女のメールの存在を知っているのでしょうか。
おばあちゃんの家に弁済金を借りにいったけど駄目だったという内容のメー
ルが届いた時(5月5日)には、相手は既に相手弁護士にメールでの無料相談
をしていたそうです(弁護士から警察署で伺いました)
ですからメールの存在は知っていると思います。
5月7日を最後に相手からの連絡が途絶えたので、GWで弁護士からの連絡がな
かったのだと想像しました。

質問です。
メールの中で金銭の移動について証拠になりそうなものが消えてしまった可
能性があるものも多数存在します。
やりとりに限らず携帯に届いたメールは全て圧縮してバックアップをとって
いたのですが、うまく解凍できないものがある場合どうなりますか?
相手に請求した後期分の貸金について(約70万円)は僕の持つスケジュール
帳からの抜粋でした。
相手側にもその事は手紙で説明したのですが、貸金の証拠として無理なら
どうしたらいいですか?
駄目元で専門の解凍業者には連絡をとってあり、携帯とメモリーカードを送
ればすぐに結果が出るそうです

 

 

 

【ショーシャンク】
それはまずいです。
貴方の主張を証拠づけるのは、彼女からのメールしかありません。
特に、金額が記載されているメールは貴重です。
または、貴方がメールで金額を書いて、その返事として
『払うから』のように払う意思を表したメールがあればいいのですが。

とにかく、今までのメールすべてをしらみつぶしに調べて
金額が記載されているものをすべてプリントしてください。

 

 


【質問者P】
なるほど、裁判では『貸し付けの証拠として残っているもの』しか請求でき
ないという事ですね?

今確認でき証拠として扱えそうなメールは、
前期に詐取された100万円くらいと
後期分は
「弁済が遅れてごめんなさい」
「詐欺してごめんなさい」
「両親と弁済の相談と謝罪にそちらに行きます」
みたいな内容のメールです。

後期分は4月末に
「借金全部でいくらだったっけ?35万までは確認できてるんだけど」
みたいなメールが来たので、
スケジュール帳から詳細を抜き出し70万円くらいと貸し付けた日付を相手に
メールしましたところ、
「用途は何だったっけ?」
と返ってきました。

答弁書にはお金の動きの全てのつける必要があるという事ですよね?
プリントアウト頑張ります。

 

 

 

【ショーシャンク】
答弁書にすべてのお金の動きをつける必要はありません。

例えば『借りた203万円もう少し待って』というようなメールがあれば
それだけで、203万円の債務の承認となりますから
それだけで十分です。

とにかく、金額がわかるメールがほしいところです。

 

 


【質問者P】

「借りた203万円もう少し待って」という様な金額が書かれたメールは無い
です。

まだ望みは捨てていませんが、メールの解凍ができないとすると、
証拠になるのは振り込みした15万円と借用書の123万円、
相手からの届いた「後期分は35万円までは記録してた」
という内容のメールしかありません。

その場合答弁書上の請求金額を変更する必要はありますか?

 

 

 

【ショーシャンク】
答弁書の金額を変更する必要はありません。

むしろ、相手が203万円と書いていても
仮に、本当は300万円貸しているのであれば、300万円の貸金があると
主張すればいいのです。

借用書に123万円や35万円の債務の承認があれば、大変いいでしょう。

借用書には日付やサインや押印はありますか?

少なくとも、証拠のある金額については裁判官も認めてくれるでしょう。
証拠にない残りの金額を認めるかどうかは、裁判官の判断によりますが。

 

 


【質問者P】
ショーシャンクさん、お返事ありがとうございます。
安心しました。

123万円の借用書には日付、サイン、押印があります。
2008年3月から2009年の11月まで
弁済は月6万円の21回払い
初回2万円
最終月は1万円
と記載しました。

金銭の回収という点で心配点があるとしたら
相手側から「つき合ったら借金チャラ」の線で来られる事です。

金銭を渡す以外では会っていなかったりと、実際にはつき合ってた形跡はな
いのですが、立証が難しいと感じました。
ただストーカーとして訴えられた経緯があるので

「つき合ってたと思っていたからお金を貸し続けていました。
『チャラ』に対する言葉のとり違いがあったと感じますが、
弁済の催促は約束した通りしていません。
そもそもストーカーと感じていたならつき合っていないのではないでしょうか?
またそんな人間からお金を借りるものなのでしょうか?
つき合っていないならお金は返して下さい。
詐取していたなら謝って下さい。」

くらいは相手にも警察でも発言したのですが、文章上おかしい点はありますか?
どうも僕には客観的に事件を見る事ができません。

 

 

 

【ショーシャンク】
相手の弁護士は、貴方が借金借金というけどそのような借金自体
虚偽なもので存在しない、という主張をしているわけです。
ですから、「つきあったら借金チャラ」と貴方が言ったからチャラ、
というような主張はしてこないと思います。
第一、それを証拠づけるメールは何もないですよね?

もし、弁護士が『貴方は彼女に「つきあったら借金チャラにする」って
言いましたよね?』と問われたら、
『そのようなことは一切言っておりません。』と答えてください。

仮に貴方がそのようなメールを送ってたとして
弁護士が『貴方のこのメールには、「つきあったら借金チャラにする」と
はっきり書かれていますが?』と聞いてきたら
『それはもちろん、冗談や軽口です。彼女も全く本気にはしてないですし。
お互いのやりとりから、それは冗談だという共通認識がありました。
その証拠にそのメールの後貸金を請求しても、彼女から一度も
「チャラでしょ」などと言われたことはありません。』

弁護士としては、まず、そこはついてこないでしょうが
そうきたら上記のように答えてください。

 

 

【質問者P】
弁護士は借用書の存在も知っていますし、借金はチャラと言った事実も知っ
ています。
その上での訴状ですから
やはり「チャラ故にかかる債務はない」としたのだと考えています。

内容は違いますが「借金はチャラ」という内容の証拠となるメールも相手は
持っていると思います。
一人で出産、分娩費もままならない状況でしたので、安心させたかったんです。
産後も赤ちゃんに障害、手術費用が膨大だったり(虚偽でしたが)で、僕へ
の弁済どころではないだろうと思い安心させるために言ったり書いたりしま
した。

相手も嘘をつかってチャラという言葉を引き出したのを理解しているので
チャラ後も「お金は返す」としたのだと思います。

でも相手の性格と、警察でのやりとりを考慮した上の想像ですが、相手が弁
護士相談した最初の内容は、

「つき合ったら借金チャラって言われたからつき合ってたんですけど、『謝
れ』とか『給料日なら金返せ』とかうるさいんです。どうすればいいですか?」

くらいだと思います。

チャラと言った過程は裁判では考慮されますか?
確かに借金チャラは軽口です。
でも
ちなみにチャラのやりとりの後も相手からは
「お金はやっぱり返さないといけないし、返します」
「詐欺してごめんなさい」
「みんなからも悪者(離婚させた人間)のままにしてごめんなさい」
「返せないから刑務所に入って償いたい」
「弁済金を借りにいった、振り込みされるなら後日」
という内容のメールを受け取っています。

僕が不安なのは...素人判断ですが
裁判で詐取が借金に変ってしまう(法律で認められてしまう)事です。
法的には借金するための理由が真実であろうがなかろうが、借金には違いな
いのですか?
でも僕には大きな違いがあります。
相手がガンだと主張、毎回
「親も助けて下さいと言ってます、○月○日に必ず返すと言ってます」
と言われ、錯誤させたれたからお金を用意し渡し続けたんです。
生活費や遊興費なら貸したりしません。
最初から「あげる」って言います。

○借金は返す(+金利
○詐取は弁償する(+謝罪)

こんな感じでとらえてしまいます。

長くなりましたが、
「そのような事は一切言ってません」という内容は嘘なので言えません....
「そのような意味では言ってません」とは言えます。

 

 

 

【ショーシャンク】
ちょっと待ってください。
貴方のレスには、付き合ったら借金チャラということを匂わす証拠として
次の3つのメールがあると言っていましたね?

「弁済は遅れてもいいですので、連絡を下さい」
「お金返したらいいんでしょ?みたいに思われる方がいやです」
「感謝されるのは嬉しいですが、弁済が嫌だからと言って敵だと思われるく
らいならそばで反省してくれてる姿を見れる方が嬉しい」

以上の3つのメールしか、相手には送ってないですよね?
また、貴方は相手と借金のやり取りの時しか会っていないし
指一本触れたことがないと認識していますが、それで合っていますか?

上記の3つのメールだけが相手の証拠であれば、
これによって「借金チャラ」と言ったという証拠にはなりません。
あまりにも曖昧な表現ですので、これだけが証拠であれば
『借金チャラなんてことは一切言っていません』と言えばいいだけです。

もう一度聞きますが、貴方が『つきあったら借金チャラ』と言った後
相手と肉体関係を持ったという事実はありませんね?

 

 

 

【質問者P】
相手とは肉体関係はありません。
手くらいはつないだ事はあります。

具体的には借金チャラと言った事はありませんが、つきあいが事実なら相手
にはそう主張されてもいいと考えています。
掲示板にも何回も書いてしまっていますが、すみません...
僕の望みは真実と、謝罪なんです。
お金は2の次なんです。
この事は相手弁護士も警察も知っています。

相手とは
○3年間友人関係(遊びに行った事も多数あります)

○ガン告知~債権者に監禁~僕が警察に相談

○虚偽を認め借用書作成(つき合い開始ですがほぼメールだけ)

○相手入籍つきあいがうやむやになり夫が弁済開始

○相手離婚(問題なく出産する都合、相手の家族間には僕が悪者という説明
をしたらしく、「すぐに弁明するから」と主張)

実質お金を渡す時以外は会っていませんし、ファミレス等にご飯を食べに
行った事はありますが、出産以来ほぼ振り込みになりましたからご飯にも
行っていません。
「メールし続ければ借金はチャラになる」
と思われていたなら、それは嫌なんです。

出産後はメール上は恋愛関係にあったと思います。
相手から何度も「会いたい」とのメールは沢山残っているからです。

僕も公序良俗という概念は最初の詐取の時に知っていましたから
「返せないなら体で払え払わないなら警察に行く」とかは言っていません。

ただただ
「会えば弁済の話になるから会いたくない」
と思われてたとしたら、それは反省ではないので嫌で、
「赤ちゃんのお見舞いに一緒に病院に行きたいから、まずはご両親に悪者
じゃないと説明してよ」
「メールだと本人確認ができないから電話くらいできるようにしてもらって」
「払える時に払えるだけでいいよ(払えなければ実質チャラという意味で
す)給料が入ったらコンビニで肉まんくらい奢ってよ」
としていたのです。

だから相手が弁護士に依頼した理由が分からなくて焦ったんです。
警察に連行された理由が分からなくて焦ったんです。

お金はどっちでもいいんです。
あさはかでしたが僕は人として正しい事をしたと思っていたから、相手が悪
い事をしたなら謝って欲しいんです。
でも裁判で僕が負けると
相手や相手のご両親に
「ほら、こっちは悪くなかった」と思われてしまうのでそれが嫌で裁判に出
席する事を考えました。

 

 

 

【ショーシャンク】
もし、貴方が『付き合ったら借金チャラにするよ』という明確な表現で
メールを送っていないのであれば、そして、彼女と肉体関係がないのであれ
ば、あちらはそれを主張してくることはないでしょう。
もし、主張してきても、そんなことは一切言っていないし、つきあってもな
いといえばいいのです。
実際、貴方の言うとおりであれば、彼女とつきあったとは言えない状態で
す。
メールを何度かやりとりしたから200万円もの借金がチャラになるなどと
いうことは、社会の常識からは考えられないことです。
ですから、貴方は堂々としていればいいのです。

もし、相手に謝罪をさせたいのであれば、ダメ元で、警察に詐欺罪で
訴えればいいのです。
民事裁判は、ただ、お金のやり取りだけの判断になります。
相手の弁護士が『借金なんてないよ』という裁判をしてきたのですから
裁判所の判断は、借金があるかないか、だけです。

もし、気が済まないのであれば、徹底的に相手と弁護士を攻めるしか
ありません。

 

 

【質問者P】
ずっと法律でいうところでの
『男女のつきあい』という『心のありよう』みたいなものの扱い方を調べて
も分からなかったので、不安だったんです。

そしてやっと詐欺罪の話になれて嬉しいです。
民事裁判で今回の事件が借金認められると、詐取ではなくなるのでは?
という事になるのが嫌で僕から民事で訴訟を起こすのをためらっていた所も
あるんです。

警察に被害届けを出しにいった時は
「まず自分で詐欺の証拠を見つけろ」
という事でしたのですが、
「返す意思はありましたか?」
に「はい」と答えられると詐欺ではなくなるという事でしたので、
なんとなく無理なのかな?とも考えていました。

つき合ったら借金チャラという明確な表現はしていません。

余談になりますが、相手からは2009年2月から5月初めにかけて
「謝罪に行きたいけど親が行かせてくれないから赤ちゃんを連れて家を出る」
という内容のメールがよく届いていました。
僕も少しは嬉しかったのですが、赤ちゃんはその後2回手術する予定でした
ので、
謝罪してもらうと180万円かかるのか...と考えてしまい返事できずにいました。

連行された時の相手弁護士の態度は、なんとなくでしたが『両立』という立
場だったとも受け取れました。
「だれが反省させるんですか?」の問いには無言でしたが
「ちゃんと謝罪させます」と言ってくれたところから、そう感じました。
あくまで想像ですが、相手弁護士は
「お金をだまし取って返さない、謝らない、裁判で嘘をついてしまうとこう
いう結果になりますよ」
と相手を諭す意味で訴状にしたのかも知れないとも思っています。
楽観的すぎだとは感じますが。

ずっとメールだけだったので相手の考え方が分からず、一審で相手の言い分
「借金なんてないよ」以外も分かればなぁ..と少しだけ期待しています。

一審の後、やっぱり酷いと感じたらそこからでも詐欺罪で被害届けを出せる
ように持っていく事は可能ですか?
もし可能ならばどのような証拠があれば可能ですか?

質問です。
相手側の弁護士は加害者に連絡をとることは普通ないのですか?

裁判は僕も反省するためのまたとない機会だと思っています。
ですから非の打ち所のないくらいに最高の答弁書を作成して、裁判に挑みた
いです。

 

 

【ショーシャンク】
相手方の弁護士の意図はこういう感じです。

まず、借金なんてないという債務不存在確認の訴訟をしても
貴方は立証できないと高をくくっているのですが、
貴方が仮に立証できたとしたら、
『お金は渡したかもしれないが、もうチャラだと彼女に言ったでしょ』と
言うつもりでしょう。
つまり二段構えです。

そして、この裁判で、借金なんてないと確定すれば
その後、貴方が彼女に会おうとすると、すぐにストーカーで
訴えるつもりでしょう。
今は、借金の取り立てで彼女に会おうとしていたと言えますが
その借金がもともとないとわかれば、理由がなくなりますから。

ですから、あまり好意的に考えない方がいいです。

 

 

【質問者P】
ショーシャンクさん、厳しいご意見ありがとうございます。

なるほど、相手に謝ってもらうには僕はとにかく立証しないといけないとい
う事ですね?

『チャラ』についてはいつも双方やりとりが曖昧で終わってるんです。
さっき思い出したのですが、多分一番盛り上がった時の例は離婚前のやりと
りです。

相手:借金チャラならいつも会えるんだけれど...
僕:もういいわ
相手:どういうこと?チャラでいいん?
僕:もううっとうしいメールしないで
相手:借金チャラにしてくれてありがとう
僕:借金じゃないやん、詐欺やん返さん気?
相手:返す気はあるけど無理かも

でもこれは相手も古い携帯だったのでメールを所持していないと思います。

もうひとつは

相手:謝りに行きたいけど離婚させた男とは会うなと親に言われてる
僕:謝罪にも来れない?
相手:詐欺なんてしなければよかった...通帳を隠されてて弁済もできないし
僕:とりあえず親と謝りに来てよ、弁済の話はその時の親の出方って所もあ
るやん?

やりとりの最終的な意見が
「詐欺なんてしてごめん、親と話がついたらちゃんと謝りに行くから」

でした。

質問です。
「借金なんてないよ」を立証するには相手側にもチャラの証拠が必要なんで
すよね?
僕からのメールが残っていないと無理なんですよね?
それとも証拠がなくても
「あなたはチャラと言いましたよね?」
とされる時もあるのですか?

想像ですが裁判の性質上1本の線で進むのかな?と思っての質問です。
先にこちらの要求(本人からの謝罪と説明の確約)がもらえないうちは
やっぱり「はい、チャラと言いました」とは答えたくありません。

重ねて質問です。
訴状にあった前期分をチャラにするならチャラでいいので、
その条件として本人から事情の説明と、家族からの謝罪をしてもらえるよう
に持っていく事は、僕にも可能でしょうか?

今日なんとなく少し欲が出てきました。
今の望みは
謝罪したくないなら謝罪しなくていいので、裁判で認められた金額は返して
欲しい。
です。

ストーカーとされたら、その時やっと相手を理解し、恨めそうです。
ただ警察に再度確認に行った時
「書いてもらったけど、形式的なものだから効力はない」とおっしゃってま
した。
不安は残りますが...

 

 

【ショーシャンク】
貴方は今、原告ではなく、被告です。
つまり、相手から裁判を起こされているのですから、
まずは相手の嘘だらけの主張を木端微塵に壊さなければなりません。

もう、いい人でいようと思うのはやめなさい。
普段はどんな人よりも穏やかでいて、いざというときは徹底的に
戦わないといけません。
ここまで、相手の女に馬鹿にされて、悔しくはないのですか?

騙されても怒らない、怒ったら相手に嫌われてしまうから・・
などという卑小な魂になってはいけません。

貴方は貴方の人生の主役なのです。
貴方の精神どおりに貴方の人生は展開するのです。

貴方からの借金をチャラにしてあげたら、相手や相手の家族が
貴方に感謝すると思いますか?
そう思うのであれば、借金をチャラにしてあげて、
相手に『僕を嫌わないでね』と擦り寄っていけばいいのです。

貴方は彼女に『つきあったら借金チャラ』と明確に言ったわけでもないし
メールが残っているわけでもない、
こちらには借用書もある、ということは負ける要素がないわけです。
仮に、貴方が彼女に『つきあったら借金チャラ』と言ったとしても
証拠がなければ、言ってないのも同じなのです。
裁判というのはそういうものです。
これが、もし『借金チャラにするよ』というメールが残っていたら
貴方の完全な負けです。

『借金チャラ』の件はもうこれでいいですね?

お金より、自分の正当性を認められたいなら
相手は自分が詐欺したと認めているのですから、これをもとに
相手を詐欺罪で告訴し、相手の弁護士を弁護士会懲戒請求を出すといった
本気の喧嘩をしかけるのも手です。
これは自分に1円の得にもならないので、普通はしないのですが。

 

 

【質問者P】
ショーシャンクさん、喝を入れていただきありがとうございました
久しぶりに相手側に闘争心が湧いてきました。

僕の生活は仕事を含め長閑で平和そのものなもんで、
どっぷりと浸かっているとつい「どうでもいいや」としてしまいます。

裁判というか弁護士の立ち位置(依頼人の利益を守るためなら嘘のストー
リーを裁判ででっちあげる事もあるのかどうか)を理解できてないのと、う
まく証拠集めができない事で訴状が届いて以降弱気になってしまいまってい
ました。

以前からショーシャンクさんが書いて下さっていたように、
相手が弁護士に嘘の供述を並べ立てているという考え方でいきます。
これなら僕でも勝算がありそうです。
ただやっぱり訴状にしたという経緯を理解することができません。
相手にそれ相応の証拠がない場合にも、駄目元ででも訴訟を起こす場合も世
の中にはあるのですか?
もしくは依頼者に訴訟を提案する場合があるのですか?

また民事裁判の受理というものは、訴状に証拠がなくても裁判所は受理する
ものなんですか?

もし借金チャラの件で来られたら相手からの最終メール(弁済金を借りにお
ばあちゃんの所へ行ってた)を使って撃退します。
ただ相手側にも『借金チャラ』の大きな証拠が残っているかも知れないの
で、気をひきしめて向かい撃ちます。

ごめんなさい、重ねて質問です。
相手を詐欺罪で訴えるならタイミングは一審の後でもいいのでしょうか?
相手の言い分が「借金なんてないよ」しかわからないので、一審で少しでも
理解できればと考えています。
まだ喧嘩のやり方がわかりません。

あと、弁護士の使用する言葉って特殊なんですか?どちらとも取れるような
言い方が多い気がしますがそんなものなんですか?

僕「僕はストーカーなんてしていません、虚偽告訴した経緯について教えて
下さい」
に対して
弁護士「虚偽告訴該当の行為はしていません」

やりきれません。

 

 

【ショーシャンク】
普通は、債権者の貴方が訴訟を起こすものですが
今回は、弁護士がどうしても債権債務を確定させたいのでしょう。

しかし、何の勝算があるのかがわかりません。
弁護士は借用書の存在や彼女からのメール内容を知らないのではないでしょ
うか。
借用書を知っていて、訴訟を起こす意味合いがわかりません。

考えられる可能性は
1、彼女が未成年であったため未成年者取消権を使うつもり
2、『借金はこれでチャラだよ』というメールを持っている、
   または、電話か会ったときに会話を録音されている
3、借用書や彼女のメールの存在を弁護士が知らない
4、債務額を確定した後、自己破産するように計画している

今のところ、以上の4つくらいしか可能性が見当たりません。
どれでしょうか。

>>また民事裁判の受理というものは、訴状に証拠がなくても裁判所は受理
  するものなんですか?
☆もちろん、受理します。主張が正しいかどうかの判断は裁判でするのです
から、裁判の前に判断することはしてはいけないでしょう。

>>相手を詐欺罪で訴えるならタイミングは一審の後でもいいのでしょう
か?
☆いいですが、刑事事件として扱ってもらえるかどうかは、正直難しいで
す。男女間の嘘を警察がまともに詐欺事件として取り上げる可能性は低いの
です。ただ、彼女へのプレッシャーにはなります。

>>僕「僕はストーカーなんてしていません、虚偽告訴した経緯について教
えて下さい」に対して 弁護士「虚偽告訴該当の行為はしていません」
☆まあ、弁護士はそう言うでしょう。それ以外の答えなら、自分で
虚偽告訴を認めたことになりますから。

 

 

 

【質問者P】
新たに、離婚に伴い元夫から弁済金の返金を催促されたと聞かされ
返金した8万円の証拠も見つけましたので、合計11万5000円追加請求できます。
214万8000円で答弁書に書きます。

 

 

 


【ショーシャンク】
もし、相手が言っている金額より多いのであれば
次のように書けばどうでしょうか。
 ↓
第2 請求の原因に対する答弁
 請求の原因を否認する。
 被告が甲第1号証で主張する金203万2000円の債務の存在は事実である。
 実際は、後記第4に述べるように、原告は被告に対し金○○○万円の
 債務がある。
 よって、かかる債務の存在は虚偽であるとする原告の主張を否認する。

 

 

 

【質問者P】
ショーシャンクさんおひさしぶりです。
昨日答弁書を裁判所に提出してきました。

今朝相手弁護士から和解の電話がかかってきました。

月2万円の24回払いというものでした。

また報告致します。

 

 


【ショーシャンク】
そうですか。
これは珍しいですね。
訴訟を起こした相手が訴訟前に和解を申し入れるとは。

やはり、彼女が弁護士に言ってなかったことがいっぱいあったのでしょう
ね。
弁護士は真相を聞いて今頃愕然としているのではないでしょうか。

 

 


【質問者P】
ショーシャンクさん、早速のお返事ありがとうございます。
ショーシャンクさんの書き込みを見てすごく気分が楽になりました。
いつも本当にありがとうございます。

相手弁護士は僕から答弁書と証拠書類は出ないと考えていた風でした。
今日の電話と、このタイミングでの和解案(僕からは以前から出してありま
したから)を切り出してきた事から、
この裁判はやはり相手弁護士が描いた絵だったんだなぁ...と感じました。

僕からの何故訴訟にしたのですか?の問いかけに
「だって裁判なんて安いもんですもん」
「報酬だって安いですよ、着手金しかもらってない」
「裁判してそちらが勝っても自己破産するしかないですし、和解金額で手を
売った方が私もあなたも原告も得ですよ」
みたいな感じでとても不愉快に思いました。

すみません、久しぶりに動きがあったので愚痴ってしまいました。

これは恋愛詐欺だったのですか?の問いには
「本人じゃないからわからない」
との事でした。

答弁会まで1週間、
僕は、和解するなら相手からの謝罪文を読んでから決めます。
と言い、相手から承諾されたので、相手からの謝罪文が近日中に届くと思い
ます。

すみません、なんか悔しくて。
駄目元で今、警察に被害届を出しに行ってもいいかな?とも考えています。

 

 

【ショーシャンク】
私は訴訟経験は数多いです。
私が経営する会社の顧問弁護士事務所には3人の弁護士がいますし
いつもうちの弁護士たちはフル稼働です。
今も、2500万円と1000万円の案件を扱っています。
ある程度手広く事業していると、様々な人間と関わりますし
いい加減な人間が多いのも、この世の常です。
また、普通であれば泣き寝入りするケースや
あきらめたほうがいいというケースでも、できる限りのことをして
いい加減な人間を許さないという姿勢のため、訴訟は多くなります。

経験をしていない者が回答できるわけありません。
しかし、いろいろなサイトを見ても、法律問題の回答者の回答を見ても
明らかに経験をしていない人がほとんどです。
少し法律をかじっただけの人が実務を知らずに答えていることが
いかに多いか。
弁護士に依頼したこともなく、自分で裁判も調停もしたことがなく
内容証明さえ出したことのない人が、聞きかじりの知識で答えているのが
現状です。
ですから、『裁判はお金がかかるからあきらめろ』とか、
『弁護士の無料相談に相談しなさい』とか、
そのような回答ばかり溢れかえっています。

この世の金銭トラブルのうち、弁護士が扱ってくれるのは
案件数の20%くらいです。
金銭トラブルのうち、50万円以下の案件が過半数を占めると思いますし
支払い能力のない相手であることが多くあり
着手金が30万円前後の弁護士に依頼できる案件は限られているのです。

ですから、自分の金銭トラブルは自分で解決することが重要なのです。
例え、弁護士が見放しても、いい加減な人間を許さないという信念で
法的措置をすることが私は多いです。

 

 

【質問者P】
ショーシャンクさんの言葉からはいつも力強さが感じられます。

体験、経験って良いものですよね。
僕も今回(裁判はまだですが)逆境だろうがなんだろうが、
全部自分で受け止めようとか、自分の頭と体でいっぱい感じたり、
もっと世の中の当たり前を勉強しようと思いました。

まだまだ途中ですが、本当にありがとうございます。

僕も金銭の回収よりも、相手のいい加減さに頭にきた状態でした。
でも自分で動く勇気はありませんでした。
ショーシャンクさんのおかげで『冠書』が出せましたし
ちゃんと『請求書』も出せました。
相手から訴状がきたことで助かったわけですが。

なんていうか...
弁護士も相手がうまく乗ってこないとイラだちを隠せなくなったり、
拗ねた態度をとって電話を切ってみたりとか、
やっぱり人間だったんだなって実感できましたし、
うまく言葉にできませんが、
このBBSで僕なんかを援護射撃してくださった方達への感謝の気持ちと、
僕と同じような状況の方への活力剤になるべく、
これからもありのままを脚色せずに最後まで書かせていただきたいなと考え
ています。

そしていつかは僕も本当の意味で誰かの手助けができる様な人間になってみ
たいなと思います。

 

 

 

【質問者P】
ショーシャンクさんお久しぶりです。
昨日今日で、やっと動きがあったので、書き込みさせていただきました。

相手側から8月に和解案を提案され、
こちらは「相手から事情を自書で下さい。それを読んでからです。」
としていたのですが、本日やっと手紙が届きました。

内容的には
「だましてごめんなさい」と
「返すつもりは最初からありました」
「このような事は二度と繰り返しません」の3点の繰り返しでしたが、

「小額ですが弁済していきます」との文章をもらえました。

ただ、この手紙をもらうにあたって、『頭書事件の証拠として相互に使用し
ない』という事に同意させられていましたので、ちょっと頭を捻ってしまい
ました。

どんな言葉でもいいので、ご助言いただけたらすごく嬉しいです。

○双方同じ数だけ証拠を持っています。
○相手の起こした裁判は『かかる債務はない』です。
○刑事事件にしたいとも考えていましたが、この手紙によって返済の意思は
あった事になりましたので、被害届を受理してもらうのも非常に困難になり
ますよね?
○相手弁護士の言い分は「和解しなさい、その方がいい。」
「月々2万円の24回なら払うと言っている」
「裁判で全額が認められたらこちらは自己破産する、私に入る手数料も増え
るし、それでもいいけど。」

僕はどうしたらいいのでしょうか?
自分の事が一番見えないもんなんだなと、本当に考えこんでしまっています。

 

 

 

【ショーシャンク】
そうであれば、和解案を受け入れるのも選択肢です。
確かに裁判には勝てるでしょう。
しかし、彼女の経済状況から考えると
200万円もの請求が来ると、すぐ自己破産を申し立てるでしょうから
和解案を受け入れた方がいい気がします。

もちろん、あなたがどうしても許せないのであれば
徹底的に戦うことも選択肢ではあります。

謝罪もして、いくらかの返済もするというのですから
あなたは勝利をもぎとったと言えると思います。

 

 


【質問者P】
ショーシャンクさん、客観的かつ的確なご意見ありがとうございます。
ただ少しだけですが、やっぱり気持ちの面が難しいです。

昨日相手弁護士が言った事は、
「相手からはもう謝罪はないし、お金が返ってくるだけです。そちらから連
絡をすればすぐにストーカーとして訴えられます」とのことでした。

許す許さない以前に、何がなんだかわからないんです。

苦しめられたぶん相手弁護士の実績に小さくてもいいので傷を付けたいみた
いな、いやらしい事もやっぱり考えてしまいます。

僕の考え方がおかしいっていうか、子供なんですよね....
ごめんなさい

弁済は確かに嬉しい事なんですが、僕の場合反省してもらえてる事実がわか
る方が遥かに嬉しいんです。
被告人とかいう汚名を晴らす方が遥かに魅力的なんです。
僕は悪くなかったという事を誰かに認めてもらいたい...みたいな気持ちも
あります。

 

 

【ショーシャンク】
これは、もう、本人である貴方の意思どおりにするしかありません。
自分の気が済む選択肢をとればいいと思います。

実益を取るのか、感情を取るのか。
あるいは、半々を取るのか。
これは、貴方の判断になります。

新たに様々な状況がわかりましたので
参考までに、今までわかったことから、私なら
次のような交渉をします。

1、相手方は200万円の債務を認める。
2、毎月末日に2万円を払う。
3、24回払ったなら、その時点で残りの債務は免除する。
4、しかし、1度でも支払日に遅れたら、期限の利益を喪失し
  200万円から支払済みの金額を差し引いた残額を
  一括して弁済しなければならない。

このあたりが落とし所かもしれませんが
貴方が徹底的に戦うというのであれば、それもいいと思います。

 

 

 


【質問者P】

一晩寝ずに考えましたが、全員が一番楽になる方法について考え、やっぱり
和解する事にしました。
実際には裁判の進行が恐かったからというのも半分あります。
相手の様子が見えないのは仕方ないとして、
法律サイドからこの事件を見た場合、僕も折れてあげないといけないんだ
な...そんな事を考えました。

たった今相手弁護士と、和解を承諾する電話をしました。

ご提案いただいた4点に「もちろんそのつもりでした」と、
快諾してもらえましたが、
相手からの新しい条件も出てきました。

毎月1万円の48回払いです。
弁護士は介さず本人からの振り込みになるようです。

明日のお昼一番に、地方裁判所に行ってきます。

 

 

 

【質問者P】
ショーシャンクさんご返信ありがとうございます。
朝ご返信を確認したんですが、その時は理由なく体が震えて文章が頭に入り
ませんでした。
今さっき地方裁判所から戻ってきました。
法廷って凄いんですね。
ドラマで見るより小さな部屋でしたから原告と被告の距離が近くて、嫌な雰
囲気でした。
裁判は5分もかかりませんでした。

少し遅刻して入ってきた弁護士が、裁判所書記官の前を通り過ぎる瞬間に
「和解です」という感じでスタートしました。

和解内容です。
原告は213万円の借金の事実を認める。(なんか今日いきなり増えてました)
平成22年1月から平成25年12月まで
毎月末日までに1万円、合計48万円を被告に返済してば、返済合計は48万円
でよい。
原告が一回でも支払いに遅れた場合は213万円を被告に一括で支払う。

弁護士へ2万円の再交渉の件は、しませんでした。
返ってくる金額には変わりないからです。
ごめんなさい。

裁判所からの帰り道、相手弁護士とも警察署以来、半年ぶりくらいで顔を合
わせて少し話せました。
弁護士はこんな事を言ってました。
「あの時からずっと、解決させるには和解しかないとは思ってた。」
「ただ依頼人が払えないの一点バリだったから和解のためにも、あなた
(僕)が裁判を起こすように考えてた」
「で、こちらから訴訟を起こすしかなかった」

僕の苦手なタイプの弁護士でしたが、ひょっとして弁護士くらいになると、
相手の好みに合わせていろんなタイプを演じる事ができるくらいに頭がいい
のかな?と感じました。

ショーシャンクさん、今回は本当にお世話になりました。
悔しい思いをする度に、いつもショーシャンクさんの言葉に救われてたんで
すよ?
毎回力強くて、的確な言葉をありがとうございました。

本当に言葉では表しきれないくらい感謝してます。

僕はこの掲示板で困ってらっしゃる人を見つけて返信しようとしても、
「頑張れ絶対大丈夫」くらいしか書く事ができません。

だから、どうぞいつまでもお元気でいて下さい。
困ってる人を見つけてあげて下さいね。

ありがとうございました。

 

 

 

【ショーシャンク】
あなたは一人でよく頑張りました。
この経験は必ず貴方のこれからの人生に役に立ちます。

初めの頃と今では、文章も全く違います。
しっかりとした文章になってきました。
このような短期間に凄く成長されましたね。

いきなり警察や弁護士にむちゃくちゃにされて、
本当につらかったでしょう。
よく一人で踏ん張れましたね。
とても素晴らしいことです。

これからの人生、もちろん、いろいろなことはありますが
どうか、頑張ってください。

そして、最後のアドバイスをしますね。

貴方は素晴らしい人です。やればできます。
それを忘れずに、大地を踏みしめて歩いて行ってください。

うっかり承諾してしまった例

【質問者F】
よろしくおねがいします
元交際相手とのやり取りです
事情により二人の間に200万弱の借金が出来ました
その借金は二人の間に出来て亡くなった子供のお墓を立てる予定だったのですが、支払いが滞り罰則金として発生した物です。

名義人は彼女の方で、自分は認知出来なかった立場です
彼女の現在の夫が認知し、借金残額を支払い結婚相手となり籍を入れました
現夫が肩代わりした分の額の一括請求を求められています
今の300.000の給料だと払える見込みがありません
分割には応じていただけませんでした。

情けない話ですが、アドバイスが欲しく投稿させていただきました
よろしくお願いします。

 

 

【ショーシャンク】
少しわかりづらいのですが、二人の間に借金と書かれていますが
お墓の費用として金融機関から借金したということでしょうか。
つまり、二人共通の借金200万円のうち、貴方の負担分の100万円を
彼女(の夫)から請求されているということですか?
お墓はその200万円近くの借金で立てたのでしょうか。

つまり、金融機関が彼女に200万円を貸して
彼女の夫が全部払ったので、夫が貴方に100万円を請求していると
考えていいでしょうか。

 

 

【質問者F】
ショーシャンクスさん返信ありがとうございます。

お墓を建てる際にローンを組んだのですが、金銭面の事情により支払いが滞りローン会社から?墓石屋さん?から罰則金が発生したとのことで、200万近くに膨れ上がったそうです。
自分は墓石契約に関して関与してなく、実際の契約内容や詳細が全く分からない状態です。
何度か聞いたのですが、支払い能力がない男には話す義理はないとの一点張りです。
現在元交際相手は現夫と籍を入れ借金の肩代わりをして頂いたそうなのですが、その肩代わり分80万を元交際相手から請求されています。

お墓自体の金額は200万もしてなかったと思います。自分も記憶が怪しいので申し訳ありません。

 

 

【ショーシャンク】
これは、ふっかけられている可能性がありますね。
絶対に、○○万円支払うなどと言ってはいけません。
元交際相手と貴方との間では、お墓の費用を折半するという合意はあったのですか?
罰則金が膨れ上がって200万円になったという主張自体、とても本当とは思えません。

『墓石にかかった費用につき、見積書や請求書・領収書、振込み証明書などを見せてください。納得できない限り支払うわけにはいきません。
裁判等を起こしたいのであればそれは構いません。』という主張をされればいかがですか。
相手はとても困ると思います。

 

 

【質問者F】
ショーシャンクスさん返信ありがとうございます。

色んな事を言われても自分を責め、わたしも精神的に切迫詰まってしまい期日中には全額返済とLINEにて伝えてしまいました。

対応する度キリがなくなっている状態なのですが、とある相談所では「相手にせず放っておいても大丈夫です」と言われて今は少し放置しています。
後はショーシャンクスさんの言われた通りの回答も頂きました。

期日を言ってしまったのは問題でしたでしょうか?

追記ですが
ローンを支持払いは折半するという話の上で支払っていました
とある時、話のもつれからもうお金は要りませんと言われ、こちらも支払いを止めていたのですが、一ヶ月後罰則金の話になり再度請求されて今に至ります。

 

 

【ショーシャンク】
○○万円返す、と言ってしまったら
それは相手方にとって有利な証拠となります。
請求額が本当かどうかがわかるまでは言ってはいけませんでした。

しかし、もうメールで伝えてしまったのなら証拠も保存されていますし
仕方ありません。
戦法を変えて
『元彼女とは墓石の費用を折半することにはなっていて、貴殿からの
請求額を信じていたけど、実際にかかった費用とは異なる可能性もありその場合錯誤による意思表示となるので、きちんと訴訟をして証拠を出してもらったもらったほうがいいと思う』という主張で一貫してください。
つまり、例えば80万円支払うとか100万円支払うとか
貴方がメールで答えたとしても、その意思表示自体が錯誤によるもので
無効だという主張です。

 


【質問者F】
ショーシャンクスさんありがとうございます。

錯誤ですか

元交際相手に伝えてみます
また書き込みさせていただくと思います。
よろしくお願いいたします。

 

 

【ショーシャンク】
錯誤とは、例えばこういうことです。
実際の判決ですが、かつら販売会社がある男性に対し
「毛根の組織が死んでいるので自分の毛が生えるということは望めない」と説明しました。男性は、それを信じてかつらを買いました。
しかし、自分の毛が生えないというのは事実でなかったため
この売買契約は錯誤による無効と判断されました。

貴方の場合、例えば相手方の主張をそのまま信じ、200万円の半分の100万円を支払うと約束したとしても、その200万円という金額自体がうそであった場合は、その約束は錯誤による意思表示に当たります。
ですから、無効です。

 

 

【質問者F】
ショーシャンクスさんとても分かりやすい説明ありがとうございます。

この話が本当だったとしたら要求を全て飲まなければいけないのでしょうか?

あと自分で調べてもわからなかったのですが、墓石設置のドタキャン、ローン会社の滞り等での罰則金という物自体存在するのでしょうか?

もし本当だったとしても契約に関与出来ていない私は払えない場合どこまで罰せられるのでしょうか?
イマイチわからないだけに強く出る事も躊躇してしまい話出来ない状態です

ショーシャンクスさんがその事を既に答えて下さっていたのであれば申し訳ございません。

 

 

【ショーシャンク】
元彼女と貴方の間で、どのような合意があったかが重要です。
今までの書き込みから私はこのように把握しました。違う点は指摘してください。
まず、2人で墓石を立てようと計画、購入やローンなどすべてを彼女に任せて、貴方はローンの半額を毎月彼女に支払うことで合意した。
しかし、何回かローンの半額分を支払ったところで、彼女が支払えなくなって彼女と結婚した人がすべてを支払った。その金額は200万円である。
そして、彼女の夫から、200万円の半額の100万円を支払えと言ってきた。貴方は支払うことを約束した。

以上のように把握しました。
そうであるならば、貴方と彼女の当初の合意は、ローンの半分を毎月支払うということです。
貴方が合意通り、ローンの半分を支払っていたにもかかわらず
彼女がローンを支払えなくなったのであれば、彼女のせいであり
貴方には関係ありません。
ですから、貴方は『墓石のローンの半分を負担する合意はしたが、それ以外の部分は支払うことができない。墓石の請求書もローンの明細も提示されなかった以上、墓石そのものの代金が不明であるので、もし請求するのであればそちらが証拠を提出して法的措置を取るようにしてください。』という主張をするべきです。

合意していないものは払ってはいけません。

 


【質問者F】
ショーシャンク様御回答ありがとうございます。
私のの説明不足だったので箇所訂正致します。

(何回かローンの半額分を支払ったところで、彼女が支払えなくなって)

この部分は途中彼女との他の会話からもつれが生じ貴方からのお金は要りませんと言われてしまったので一ヶ月支払いを止めました所、払えなくなったか墓石の設置を辞めたかで罰則金が発生し今に至ります。

 

 

【ショーシャンク】
ということは、墓石を立てているかどうかさえ分からない状態だということですか?
それであれば、相手から請求があっても
『墓石が立ってるかどうか、墓石屋に実際いくら支払ったのか、何も知らされていない以上、支払うことはできません。請求されるのであれば、支払明細などの証拠をもって訴訟されることをお勧めします。』と言って突っぱねるだけでいいと思います。

 

 

【質問者F】
ショーシャンク様後丁寧にありがとうございました。

アドバイスを元に話を進めようと思います。

返済したのに請求される

【質問者G】
こんにちは。開いてくださり、有難うございます。

現在高等学校に通う学生なのですが、友人間での金銭トラブルについて相談させて下さい。

去年の1月頃、友人に20万ほど借りました。

借用書などはなく、振り込みや直接受け取ったわけでもなく、立て替えて頂いた物です。すぐに返済は出来ないと相手も知った上で、「いつでもいいから返して」といわれました。

バイト代でちょこちょこ返済を続け、昨年の10月頃全額返済致しました。
返済の際も手渡しのみで、受領証などの作成は一切行っておりません。

しかし、今年に入ってから何通も「いい加減返して」「訴える」というメールを送ってきます。

絶対に全額返しているのですが、催促メールが止みません。

変に返信をしても相手の証拠にでもなるのでは、と無視し続けているのですがいい加減こちらもストレスが貯まってきました。
相手が持っているのは借りた時にやり取りしたメールぐらいだと思います。
(このメールに記載された金額は私が返済する前ですので、全額です。)

相手は元々お金がない、とよく言っていたのでこのメールを証拠にして揺さぶっ
ているのではないかと思うのですが…こちらとしてはもう返すものもないで
すし、そろそろ怒り爆発しそうです。

借りた証拠もなければ、返した証拠もないケースで、なにもかも曖昧で申し訳ないのですがこの場合どうしたら良いでしょうか。

今年受験生になるので、余計なストレスを感じたくありません…メールアドレスを変えたりしても良いでしょうか。
ご回答宜しくお願いします。

 

 

【ショーシャンク】
相手は、あなたが借りた時のメールのみあって
返した際のメールなどがないことから、
狡猾にも架空の請求をしているものと思われます。

メールアドレスを変えるだけでは、根本的な解決にならないでしょう。

最後は未成年者取消権がありますから、あまり深刻にならずに
対処してください。

まずは、いままで返してきた履歴をなるべく詳しく思い出してください。
後で役に立ちます。

まずは、次のようなメールを送ってください。
 ↓
『冠省 あなたから借りたお金は昨年に全額返済完了しております。
ですから、現在、あなたと私の間には如何なる債権債務も存在しません。
専門家にあなたからのメールを見せたところ、架空の債権を請求する行為
は、詐欺または恐喝の未遂となるそうです。
このメール文書にもかかわらず、今後架空の請求メールをされるようです
と、しかるべき措置をとらざるを得ません。
どうか、今後は、そのような行為をされないようにお願いいたします。』

 


【質問者G】
ショーシャンク様
ご返答有難うございます。
送る前に質問なのですが、貸したという証拠もないのですが、そのようなメ
ールを送ると「貸した事を認めているのに、返したと嘘の証言をしている」
などと向こうの証拠になるのでは…と思ってしまうのですが大丈夫でしょう
か?アドバイスのお言葉、本当に有難く思います。

 

【ショーシャンク】
相手が持っている、借りた時のメールのやり取りは
どのようなものでしょうか。
そのメールが残っているから、相手は請求してきたと思っていましたが。

もし、メールを含め、どのような証拠も残っていないのであれば
 ↓
『冠省 あなたと私の間には如何なる債権債務も存在しません。
専門家に聞いたところ、架空の債権を請求する行為は、
詐欺または恐喝の未遂となるそうです。
このメール文書にもかかわらず、今後架空の請求メールをされるようです
と、しかるべき措置をとらざるを得ません。
どうか、今後は、そのような行為をされないようにお願いいたします。』

で結構です。

また、文体は、普段の文体でもいいです。
ただ、誰か大人が介在していると思わせるためにも
このような文体にしてみただけです。

 

 

【質問者G】
ショーシャンク様

相手が持っているのは私が送信したものではなく、「精算したら○○代○円
です。いつでもいいから返してね」みたいなメールで、私が送ったものでは
ありません。(私がわかった、といった内容も持っているかもしれません
が…)
相手が持っている証拠は上記内容以外は詳細はわかりませんが、多分ないと
思います。
また、相手は友人ですが20歳です。
相談しておいて曖昧なことだらけで本当にすみません。

 

 

【ショーシャンク】
いえ、大変しっかりとした文章で、感心しています。

とりあえず、相手がどのような証拠を持っているかを見るためにも
簡単に、次のメールを送ってみましょう。
 ↓
「現在、あなたと私の間には如何なる債権債務も存在しません。
何故あなたがこのような架空の請求をされるのか、その意図が
わかりかねます。
どのような証拠をもって請求されているのかお示しください。
お示しいただけない場合は、架空の請求としてしかるべき措置をとりま
す。」

 

 

【質問者G】
ショーシャンク様

有難うございます。拙い文章で伝わるか心配だったので、そう言っていただ
けて安心しました。

分かりました。では送信し、返信が来次第またこちらに書き込みますね。
色々と有難う御座いました。

また書き込んだ際に、もしショーシャンク様にお暇が御座いましたらまた相談に乗っていただけたら嬉しく思います。

ダメもとで出した文書

【質問者H】
初めまして。長文になりますが、どうぞ宜しくお願いします。

7年程前、当時付き合っていた彼女が、ひったくりにあいました。
バックの中には学費の20万が入っていたらしく
泣きながら20万貸してと請求してきました。

私はある時払いでいいよ。と、借用書等何も書かずに貸しました。
その後3年程付き合い、別れました。
現在に至るまで、半年に一回ほど電話で連絡をとっていますが
お金の話には一切触れず、1円も返して貰っていません。

最近になって、やっと催促を始めましたが
とたんに連絡は途絶えてしまいました・・・
電話しても完全無視状態です。
あまりの誠意のなさに幻滅しています・・

腹立たしく思い、本格的に請求を始めました。
彼女の情報は携帯の番号しか知りません。
そこで興信所に頼み、住所を調べました。
運良く見付かり(訪問圏内)早速内容証明郵便を送りました。

内容は
1、貴方に貸した20万を、本書到着後5日以内に指定口座に振り込め。
2、この請求に異議がある場合は、同日指定日時迄に具体的な根拠を文書にて
提出しろ。
3、返済もしくは回答が無い場合、法的処置を執り行う用意がある。
という感じです。

無事に相手方に届いた様ですが
届いた日から本日で5日目になります。
返済も回答も何もありませんので次の段階に移ろうと思います。
次の段階は支払督促で考えています。

そこで質問ですが


1、この内容証明で相手方が借金を認めた証拠になるでしょうか(異議なしの
 為)
2、この状況から支払督促は出来ますか?(証拠不十分とかで、却下されたり
 しない?)
3、ここまでにかかった金額(興信所の調査費用、郵送費等)を併せて請求する
 ことは可能でしょうか?

 

当方、法律に全く無知です・・・知恵を貸して頂けると助かります
長文全て読んで頂きましてありがとうございました。

 

 

 

【ショーシャンク】
ご質問の回答ですが

 

1、この内容証明で相手方が借金を認めた証拠になるでしょうか

  (異議なしの為)


回答1、借金を認めた証拠にはなりません。あなたが相手方に請求したという証拠にはなりますが、その請求が正当なものかどうかの証拠にはなりません。

 

2、この状況から支払督促は出来ますか?

  (証拠不十分とかで、却下されたりしない?)


回答2、支払督促はできます。実は架空請求でも支払督促は出せるのです。
    これを悪用する人間もいます。
    そのため、相手方から反論があれば、

    すぐに裁判に移行することになるのです。

 

3、ここまでにかかった金額(興信所の調査費用、郵送費等)を併せて請求す
 ることは可能でしょうか?


回答3、それはできません。弁護士費用も請求できません。

 

支払督促を送った後、相手方が2週間以内に異議申し立てをしない場合は
貴方の主張通りになります。
しかしながら、異議申し立てはしてくるでしょうし、そうなると
訴訟に移行します。
裁判では何より証拠が重要になります。
貴方の場合、証拠が何もない状態ですので、裁判では不利になります。

 

 

 


【質問者H】
ありがとうございます
非常に分かり易く、参考になります。
やはり証拠が必要ですね・・

TELに応じてもらえないので、証拠のとり様がありません・・
しかしながら、電話を録音するなり、実際に会って会話を録音する等
頑張ってみようと思います。
連絡さえとれれば、借りた発言を録音できるはずですが・・

20万円の金額ですが、30万かけてでも回収したいです。
何よりも社会的制裁を加えたい。
まずは根気よく粘っていきます。

 

 

 

【ショーシャンク】
順番が逆です。
内容証明の前に、電話録音やメールなどの証拠を作っておくべきでした。
内容証明はいうならば宣戦布告ですので、相手も戦闘態勢に入ります。

警戒感が高まってからでは、なかなか証拠は作れません。

そうはいえ、こうなったものは仕方ありません。
貴方も、金額ではなく、制裁を目的に行動を起こしたいということですので
刑事告訴を匂わすのも最後の強硬手段となります。

もちろん、これは証拠がとれなかった場合の最後の手段ですが。
最大の強硬手段とも言えますので、何の可能性もなくなった時に
したほうがいいでしょう。

詐欺罪の時効は7年です。

 

 

【質問者H】
ショーシャンク様ありがとうございます。

お金を貸してから丁度7年が経過したところでした。
という事は詐欺罪は、既に時効が成立しているという事になりますよね。
自分なりに良かれと思ってやったことですが、裏目にでてしまいました。

昨日から何度も電話してますが、当然の如く連絡はとれません。
直接家に行きたいけど、郵便は転送されていた形跡があります。
悔しいけど、もう諦める他ないのでしょうか・・

 

 


【ショーシャンク】
もちろん、あきらめた方がいいに決まっています。
最初から、携帯の番号しか知らない人にお金を貸すことなど
あまりにもむちゃです。

しかしながら、人間はなかなかあきらめられるものではありません。

ダメもとで、一応次のような文書を出してみるのも手です。
それで返事がなければ、すっぱりあきらめればいいでしょう。


 ↓↓↓
冠省 この書面は、法律の専門家に相談の上書いています。

貴女にとり大変重大なことを伝えます。
貴女は私に『学費の20万円が入ったバッグをひったくりにとられたから
20万円貸してほしい。』と言いました。

私は驚き、また貴女に対し大変気の毒に感じ、貴女に金20万円を貸しました。
しかしながら、貴女は同金額を返済することもなく、私が催促し始めたら
とたんに連絡がとれなくなりました。
これは、あきらかに悪意であり、私から詐取する目的でひったくりなどとい
う虚偽の事実をでっちあげたとしか考えられません。
もし、そうでないのであれば、本書到達後10日以内に
私に対し虚偽でないことを説明していただきますよう請求します。
もし、10日以内に連絡がない場合は、貴女が虚偽の事実を告げて
私から金20万円を詐取したものとみなし、刑法246条詐欺罪に
該当するものとして刑事告訴することもありますのでご承知おきください。  草々

 

 

 

【質問者H】
ショーシャンク様ありがとうございます。

この文章そのまま送ってみました。
これで何もなければ諦めます・・

自分の為に、ここまで考えて頂いたショーシャンク様に
本当に感謝しています。

 

 

【質問者H】
6月に入り相手方から連絡がありました。
手紙の内容がとても効果的だった様です

「必ず返すから、それだけはやめてくれ」との事でした。
借りた金額、返す意思がある事を全て録音できました。
近日中に借用書を作る同意も得ました。
無事に解決の方向へ向かいそうです。

ショーシャンク様、本当にありがとうございます。

 


【ショーシャンク】

本当によかったですね。

少しは役に立てて嬉しい限りです。

これからの人生、前向きに頑張ってくださいね。

借用書がない250万円

【質問者V】
 10年来の友人で好きだった男性に3回、合計250万円を貸しました。

 借用書がなく困り、某掲示板では諦めろ等、心無いことを言われていた時にこちらの掲示板で救われました。
 借用書がない場合の、特にショーシャンクさんが過去にアドバイスされていることを参照に、
粘り強く全てメールでやり取りを行いまず証拠(画像保存し時系列にプリントアウト済み)を作りました。

 そして、ようやく先日2万円の銀行振込での返済があり債務の承知がされたところです。
    返済については「小額ですが給料日に振込ます」とのことで、具体的な額を知らずに待っていましたが、まさかの2万円で本当に舐められたもんだと思いました。
 と言うのが、本人は会社(父親経営)役員でかなりの月収があるので、このような小額返済には到底同意出来ないのです。
 そこでメールで2013年5月末を完済期限とした返済計画を提出するよう迫ったところ、今後も2万円と言うふざけた回答がメールで来ました。
 本人曰く他に怖い筋(闇金?)から借りた優先債務があるようですが真相は分かりませんし、私の債権と何ら関係ないので誠意がないものとして突き放しました。

 

  先日弁護士さんとの無料相談で、社長でもあるお父様に「本人に返済をご助言頂けないでしょうか」とお願いの手紙を出すのは全く問題ないと言われましたので、事情を説明した手紙にメールのやり取りを全て添付して、10日ほど前に勤務先ならび実家へ送付しました。
 お父様は連帯保証人でもないのですが、本人が一番恐れている存在なので、家庭内で完済期限の5月末に向けて動きがあることを祈っています。

 これ以上支払が遅れるのであれば、遅延損害金も請求したいのですが、その場合まず期限を迎える前に本人宛に普通郵便で請求書を送るべきでしょうか?
(完済期限は5月末とメール文面で残してあります)

 今後、期限の5月末に完済されない場合は
1.即刻勤務先へ本人宛の内容証明を送付(遅延損害金も請求)
2.支払督促(勤務先へ伝送)
 するつもりです。

 本人とメールで連絡が取れ(電話は暴言が怖いので一切使用せず)、実家の住所、勤務先は分かりますが、自宅は闇金を恐れてか最近引越したようです。


 残額248万円と金額が大きいので、最初の内容証明の段階から弁護士さんに依頼した方が良いのでしょうか?


 幸い法学部卒の先輩が1、2の手続ともに自分で出来るから助けるよ、と言って下さっていますが、素人での債権回収は難しいでしょうか? 
 何よりも今後も債務者との面会ならび電話でのやり取りは避けたいです。
 もう一生話したくも会いたくもないです。

 前出のとても良心的な弁護士さんからは「相手に支払い能力があるのが、まだ不幸中の幸い。自分でも頑張れるケースです。今後、行き詰って、やはりお金を払ってでも専門家に任せたい、と思われるようでしたら私に限らず弁護士に再度、相談して下さい」と言われました。
 一刻も早い解決と縁切りのためにアドバイスを宜しくお願いします。
 
 ショーシャンクさん、

   未来への「ガラクタ整理」をここまで頑張って来れたのも貴方の過去のアドバイスを拝見したからです。
 本当に本当にありがとうございました。
 もしこの投稿をご覧になられてお返事頂けるなら、こんなに嬉しいことはあり
ません。
 宜しくお願い致します。

 

 

【ショーシャンク】
 最近はここにあまり訪れることがなく今気づきました。
 私の過去のレスをみていただけたということでうれしく思います。
 もし、まだ見ておられるようでしたら、

 明日かあさってには書き込みできると思います。
 お一人でよくがんばられましたね。

 


【質問者V】
 ショーシャンクさん、おはようございます。 
 お返事ありがとうございます。
 ずっと探していたショーシャンクさんから連絡を頂けて、今にも涙が出そうです。
 もちろんまだ見ておりますので、

 お時間が許す時にアドバイスを頂けると嬉しいです。
 どうぞ宜しくお願いします。

 

 

【ショーシャンク】
私のようなものが少しでもお役に立てるのであればうれしい限りです。

ラブさんは、ご自分で証拠固めをされ、相手方から借金の一部も返済受けましたので(つまり相手も借金を認めていますので)訴訟をしても勝てます。

あとは、相手方の返済能力の有無だけです。

相手方に返済能力があれば、248万円という大金でもありますし弁護士を立てたほうがいいケースと思います。
もし、相手方に返済能力がなければ、弁護士を立てて訴訟して勝ったとしてもお金が返ってこないことになり、弁護士代がそのまま損失になってしまいます。

ざっと、ラブさんの文章を拝見した感じでは、その男が言う怖い筋(闇金)からの借金は嘘だと思います。

会社代表者の息子で役員ともあろうものが、闇金などに手を出すはずはなくもし本当に手を出していたとすれば、その会社は末期状態、瀕死状態です。

しかし、いずれにせよ、証拠が出来たのですから、迅速にされるべきです。
まずは、その親切な弁護士さんを訪ねていき、弁護士費用について話し合いましょう。
その弁護士さんが高ければ別の方を探しましょう。
初めてで、弁護士と報酬について話し合うのは気が引けるとは思いますが
まずは、その250万円がラブさんにとり大変貴重ななけなしのお金だと
いうことを強調して、なるべく安く請合っていただけるように言ってください。
もし、弁護士代の提案が出ましたら、書き込みいただければ
その弁護士さんにしたほうがいいか他を当たったほうがいいかの考えを
書きこまさせていただきます。

 

 

【質問者V】
 お返事を頂きありがとうございます。
 補足しますと、お父様の会社は年商十億円以上あり、つい最近も工事全体に太陽光パネルを取り付けた事が地元紙の記事になっていました。
 よって本人の借り入れは会社の運転資金ではありません。
 要は海外カジノで負け込んでいた時に、その場に居た日本人の金貸しから数百万円借り入れたようなのです。
 帰国後は督促で着信が埋めたれたり、母親が家の前に黒い車が横付けされているのを目撃したそうで、私が最後に貸した50万円も今夜中にどうしても現金が必要だと懇願され渡したモノです。

 因みにショーシャンクさんがおっしゃる弁護士を立てたほうがいいケースと言うのは大金である以外、他に理由はありますでしょうか?

正直、私も若くこつこつ貯めた貯金を取り返す為とは言え、弁護士費用がとても重く痛いです。

 因みにこの男、警察沙汰は一度や二度ではありません。
 前職も東京の違法カジノで書類送検され依願退職しています。
 その都度、両親が示談にしたり海外に留学させたりして来てるのを親友として10年以上間近で見て来ています。
 よって、今回も会社に裁判所から支払督促状が届けば、本人が父親に泣きつき放っておかないだろうと思うのです。
 なお本人は役員報酬ならび月収が3桁あるので、とりあえずは自分で支払督促をやってみたいのですが…
 もちろんアドバイス通り、前出の弁護士さんにはお見積もりを頂きこちらで報告しアドバイスを頂くようにします。

 以前ショーシャンクさんが書かれていた、「そのようなくだらない男のために現在の貴女の心を曇らせないことが最も重要です」今もこの言葉を繰り返し読ませて頂きパワーをもらっています。

 

 

【ショーシャンク】 

弁護士を立てることをお勧めしたのは


1、金額が248万円と高額であるため、少額訴訟(60万円以下)ができず、支払督促も相手方が異議を申し立て通常訴訟になる可能性が高い。


2、相手方に暴言などの恐れがあり、ラブさんが若い女性であることから、間に代理人を立てたほうが安全だと思いました。


3、法定利息をきっちり取れると、弁護士代の一部にはなるとも思いました。


4、相手方が会社役員であり高収入であることから、全額取れるケースと判断しました。


5、支払督促で相手方から異議が出ず、債務名義が確定しても強制執行移る際に、弁護士を立てる形になることが予想されます。

 

主に、以上の5点が理由です。

 

しかし、ラブさんがおっしゃるように、弁護士代は高いものですから、出来る限りご自分でされようと言われるのであれば大賛成です。
応援させていただきます。

まずは、裁判所のホームページにアクセスされれば
支払督促申立書の書式がダウンロードできます。
それをプリントして記入し簡易裁判所(相手方の住所を管轄する簡易裁判
所)に提出すればいいだけです。
ご不明な点があればお聞きください。

 

 

【質問者V】
 弁護士さんを立てるメリットについて、早速大変分かりやすいご回答頂きありがとうございました。

 にも関わらず出来うる限り自分でやりたいと言う私を応援して下さり、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
 ご心配をおかけしました簡易裁判所の当該リンクも自分で探すことが出来ました。
 先方に伝えた支払期限が5月末で、まだ時間がありますので一度ゴールデンウィーク中に下書きし勉強してみたいと思います。
 また不明な点についてはお言葉に甘えて質問させて頂きますね。

 先日もお話しましたが、私はショーシャンクさんの書き込みに出会い頑張る気力が湧きました。
 本当にありがとうございます。
 今しばらく見守って居て下さると心強いです。
 宜しくお願いします。

 

【質問者V】
ショーシャンクさん、おはようございます。
お時間がある時に一つ教えて頂けませんでしょうか。

支払督促の前段階として内容証明を送る際、これ以上支払が遅れるのであれば遅延損害金(民事法定利率年5%)を請求するつもりであることを初めて伝えたいと思います。

具体的には先日メールで伝えた支払期限が5月末です。
6月1-2日に送付予定の内容証明には猶予を与えて6月10日を最終支払期限とする。
支払なき場合は法的措置を取ること、翌6月11日から残金に対する遅延損害金を請求する、
と記載したいと思います。

以上、理解としては正しいでしょうか?
また良い文言があればご教示下さい。
当本人は無利息だし、借り続けていて良いだろうと思っているはずなので、そこは親
しき仲にも礼儀あり、である事を伝えたいです。

宜しくお願いします。

 

 

【ショーシャンク】
それで結構です。
ラブさんは優しい人なのでしょう。
支払期限と最終期限の2段階に分けて相手の便宜を図られています。

私でしたら、5月中に内容証明
『5月末までに全額払ってください。
払わない場合は法的措置を取らせていただきます。
また、6月1日から支払い済みまでの期間、年5%の遅延損害金を請求することになります。』
と通知すると思います。


ラブさんの言われるとおりの内容であれば次のようになります。

『冠省 私が貴殿にお貸しした金250万円のうち2万円を本年○月○日に
ご返済いただきましたが、残金の金248万円は本日までご返済いただいて
おりません。
既に、本年5月末日までにご返済いただけるようご通知いたし
ており、これ以上の猶予は事情が許しません。
本年6月10日までに全額ご返済いただけない場合は、
不本意ながら法的措置を取らせていただきますのでご承知置きください。
尚、6月11日から支払い済みまでの期間年5%の遅延損害金を請求させていただく所存ですので、
必ず、6月10日までに全額お支払いいただきますようお願いします。 草々』

 

 

 

 【質問者V】

 ショーシャンクさん、早速アドバイス頂きありがとうございます。

 なるほど期限5月末を待たずとも、ショーシャンクさん案のように警告的に内容証明を使えば6月1日から遅延損害金も請求出来るのですね。

 優しさが仇になり、このような金銭トラブルになった経緯もあり強く出てみようかとも思います。
 今回の件で悪夢にうなされ、今夜も何時までこの戦いが続くのかと苛まれていた時にショーシャンクさんから返信を頂き救われました。
 信頼していたヒトに返済がないのみならず、申し訳ないとも言われない辛さたるや…正直、気が晴れず投げ出したくなる時も多い毎日です。
 でもこうしてお顔も知らない方にネット上で励まして頂いて、なんとかまた頑張ろうと思えます。
 心から感謝しています。

 

 

【ショーシャンク】

期限の定めのない貸金は、貸主が『返してくれ』と言った時点が返済期限です。

それ以降は遅延損害金が取れることとなります。
ですから、理論上は、ラブさんが、口頭でもメールでも
『返して』と相手に言ったときから損害金を計算してもいいことになります。

 

ここで念のため、具体的にどのような証拠があるか教えていただけますか。
メールなら相手の文言をそのまま教えていただければ助かります。
また、2万円の振込みの口座記録などがあるのかどうかも教えてください。
内容証明や支払督促を送った後は、なかなかメールなどで証拠が
作れませんので、念のため現時点の証拠を教えてください。
もちろん、明かしたくなければ教えていただかなくても結構です。
無理にとは申しません。

ラブさんが苦しまれている様子で、とてもつらくなります。
あまりつらいようでしたら、弁護士などの専門家を代理人として
すべて任せることも考えられてもいいかもしれません。
それに、内容証明や支払督促は司法書士行政書士も弁護士よりずっと安くやってくれます。

精神の健康は何より大事ですから、すべてを一人でされようと
あまり無理はされないでください。
お一人で、ここまで証拠を固められたのですから
本当にがんばられたと思います。

 

 

【質問者V】

ショーシャンクさん、おはようございます。

まず始めにご心配をお掛けし申し訳ありません。

1番最初に請求したのは2/17でメール送信記録があります。
理論的にはこの日から遅延損害金を請求出来ると言うことですか?
5月中に、支払がなければこの2/17までさかのぼり、遅延損害金を請求すると警告した方がプレッシャーを与えれますでしょうか?
もしくは相手の父親に5月末までに返済されれば事は荒立てないと手紙を送った手前、
末日を待って内容証明を送った方が宜しいでしょうか?
私も遅延損害金を取りたい訳ではなく、私に早く元本を返済しなければマズイと言うプレッシャーを与えたいのです。

 

【質問者V】
それから、相手からのメール、原本通りコピペしましたので確認頂けますでしょうか。


○○には私の名前、△△には相手の名前が入っています。

 

1、2度に渡る請求を無視された為、少額でも返済するよう迫ったメールに対して
【3/23付 振込み先の件で。○○さま、お疲れ様です。わたくしも関係悪化は望んでおりません。給料日に少額ですが、お振り込み致します。月末です。郵便局の口座番号をお教えくださいませ。お手数をお掛け致しますが宜しくお願い致します。△△△△より。】

 

2、振込前日【3/31付 郵貯の支店名は?○○さま。先程、支店名がわからなかったので、東京三菱UFJから、振込みできませんでした。

郵貯の支店名は?電話にて聞こうと考え、電話しましたが、留守のようでした。よって、支店名をお聞き次第、明日、振込みます。お手数をお掛け致しますが、支店名を、メールで、お知らせ下さいませ。△△より。】

 

4/1の2万円振込後、本年5月末を期限とする返済計画提出要求に対して
【4/4付 返済計画について。○○○○様、毎月2万円返済致します。会社を大きくし、私自身の給与が上がり次第、返済金額を増加させます。△△より。】

 

2万円の振込みの口座記録と言うのは、通帳に相手の名前で入金があった物で宜しいですか?
でしたら、もちろんあります。
メールのやり取りと同じく通帳をカラースキャンしてデータ保存済です。

 

 そしてショーシャンクさんがおっしゃるように、私も弁護士さんなり司法書士行政書士さんのお力を借りることも視野に入れないとストレスで押しつぶされてしまいそうです。

 やはり、先日の弁護士さんに費用の相談をしてみたいと思います。
無料相談で、社長でもある父親が不祥事を知れば立て替えて来るだろうとの見立てなのですが、3週間近く経っても本人や親から何の反応もないので、今後も期待出来なさそうです。しかし、息子がOLに大金を借りて返さないのを知りながら平気な顔をしていられる両親にも呆れて物が言えません。
ましてや10数年来の親友で、私の存在を知っているのに…

お金を貸すと、人間のこんな嫌な部分も見るのですね。

 

 

【ショーシャンク】
5月末日までに返済してくれと言われたのであれば
5月末日が支払期限となり、6月1日からでしか遅延損害金は請求できません。


ラブさんが言われるように、5月末日の相手の出方を見て最終的に6月10日まで支払わなければ支払督促という手順もよろしいかと思います。

メールなどの証拠類で大事なのは、総額の250万円を借りた事実を認めたかどうかです。


メールの流れとしては、ラブさんが、『貸した250万円いつ返してもらえますか?』といった質問に答える形で『毎月2万円ずつ返します』という流れだと理解しました。


つまり、ラブさんから『250万円』という金額が示されていて
それの答えとして『2万円ずつ返す』という返事であればいいと思います。


例えば、私であれば、250万円を強調するために
『貴方から毎月2万円ずつ返すというメールもらったけど、あなたに貸してるのは250万円なので、返すのに125ヶ月、つまり10年5カ月もかかってしまいますよ。私にとって250万円はとんでもない大金です。どうか、250万円一括で返してくれませんか?』
というようなメールをすると思います。
メールのやり取りの中で、『250万円』が出てくることが重要です。
その金額があれば結構です。

 

 

【質問者V】

1のメールの前に
【まず始めに、この一件で私も長年親しくして来た△△といがみ合ったり喧嘩したい訳では決してありません。
ただ、今まで黙って来たけど最後に貸した50万円に至っては、△△の為に借金をしてまで工面したもので、その返済期限を過ぎ私も支払を迫られています。
よって、私も近日中にどうしても金員を必要とする事態になり、至急の返済をお願いした次第です。
そもそも△△を信用し貸している250万円は私の1年分の月給に相当し、
貴方に置き換えれば1000万円以上の重みがあると認識して貰いたいです。
ただ貴方の諸事情から、まとまった額の返済が難しいのであれば、
3月の1.給料日と2.返済可能額をこのメールが届いたときから必ず2日以内にメールにて回答ください。
それでもなお、私へ少額の返済さえも出来ないと言うのならば、黙らずに△△の現状をきちんと説明して下さい。
最後に、万が一この対話にも応じてもらえないようであれば、
私も今後はしかるべき手段を取らざるを得ません。
とにかく2日以内に返答ください。連絡待っています。】
と250万円と言う数字を出し返信を得ています。

また振込後に返済計画提出を迫ったメールには
【△△△△様、本日、平成25年4月1日付で貴殿からの振込みを、金2万円と確認しました。
残額は248万円です。しかし最初の貸付から3ヶ月。
2月17日の督促から1ヶ月半でようやく返済されたのが、全借入額の1%にも満たないたった2万円では貴方の誠意を持って返済すると言う意思が全く感じられません。
ついては残額248万円を【平成25年5月末を期限として完済】することを要求します。
一括返済が困難ならば、分割返済でもやむを得ませんが、いつの時点で、いくらの支
払という形で、明確な返済計画を明示下さい。
メール文書での回答期限は4月4日午前10時とします。
なお、これらの返済要求ならび返済計画の要求ついては、
法律に則った正当な債権回収のための行為であることも追記致します。
4月4日午前10時の時点で、万一返答がない場合は即日、勤務先の会社ならびにご実家に書面を送付します。ご承知おきください。○○】
としっかり残金248万円と記載しました。

 

それもこれもショーシャンクさんの過去のカキコミを参考にさせて頂き重要だと知ったからです。

本当にありがとうございます。

 

【質問者V】

一つだけ、2/17に返済要求した時に一切返事がなく完全無視された為、
3/21に再請求した際に
【最後の50万円に至っては借金してまで工面した】と泣き脅しました。
実際はなけなしのお金を工面したことに変わりはありませんが、借金はしていません。
見兼ねた大親友が私が自宅でタンス預金している祖母から借りて○○に貸したことにしようと提案してくれたモノなのですが今後、不利になりませんでしょうか?
この一文がなければ、なんの罪悪感も感じず二万円も返済して来ず進展してなかったと思いますが…

それから昨晩ショーシャンクさんにあまりに辛いようならば、弁護士を代理人とし全て任せることを考えてもいいかもしれないとアドバイスを頂きました。
確かにここまで証拠固めを自分1人でよく頑張ったのだから内容証明で動きがなければ、
弁護士さんに任せ自分を解放してあげようと決めました
(実は昨晩、ストレスから突発性難聴になってしまいました)

弁護士費用は確かに高くて重たいですが、肉体的、精神的苦痛を和らげてくれる治療費だと思うようにします。
引き続き宜しくお願いします。

 

 

【ショーシャンク】

ラブさんの言われた『最後の50万円に至っては借金してまで工面した』とい
うお言葉には、何の問題もありません。
それが嘘であっても何も気にされることはありません。
裁判では、相手が250万円借りたのが事実かどうかだけを見ます。
それは相手が認めていて証拠もありますから、大丈夫です。

ラブさんは重要なところは抑えられておられます。
よく頑張られたと思います。

ラブさんは、弁護士を立て最終的に訴訟をされることも考えられているよう
ですので、
私は次のように提案します。

『前略 私が貴方にお貸しした金250万円の返済につき
貴方からの回答は月2万円ずつの返済というものでした。
私は、とてもショックでした。貴方の切なる頼みで、
私は、無理に無理を重ねて250万円というお金をお貸ししました。
私にとって250万円はとんでもない大金でしたが、
貴方を助けてあげたい一心だったのです。しかし、貴方からの回答は
毎月2万円の返済というものでした。本当に精神的にダメージを受けまし
た。私は思い余って弁護士に相談に行きました。
また他の士業とも話し合った結果、次のように結論いたしました。
本年5月末日から9月末日まで、毎月末日に50万円をお支払いください。
(9月末日のみ48万円です)
もし、1日でも遅れた場合には、貴方は期限の利益を失い
残金を一括請求させていただくことになります。
本来なら数日のみの猶予期間で全額請求することが事例として圧倒的のよう
ですが
貴方の事情を最大限汲み5回の分割払いといたしました。
これ以上の猶予は私の事情が許しません。
もし期日にお支払いのない場合は、弁護士が法的措置を取ることに
なっております。その際は、残金の248万円全額請求となりますし
遅延損害金も請求させていただくことになりますので
ご承知おきください。草々』

上記のような書面を内容証明なり普通郵便なりで送るのです。
それで支払のない場合は、すぐ弁護士を立てるという手順を
ご提案します。
ご検討してみてください。

 

 

【質問者V】
ショーシャンクさん、心配していた点についてのアドバイス。また書
面についても、新たなご提案まで頂き感謝してもし切れません。
早速、検討してみます。
今朝、弁護士さんに任せようと決めてから気持ちが凄く楽になりました。
やはり1人で抱え過ぎていたようです…

ショーシャンクさんに出会えて本当に良かったです。
私の闘いは、まだもうしばらく続きます。
進捗状況や質問はこちらで必ず残していきますので、
またお時間が許す際は掲示板を覗いて頂けると嬉しいです。

 


【ショーシャンク】
わかりました。毎日見るようにします。

ラブさんのケースは、弁護士を立てて訴訟にまでなる確率と
内容証明だけで相手が振り込んでくる確率とちょうど5分5分だと思いま
す。
前回書きました書面を内容証明で送っただけで解決するのが最も望ましく
そうなればいいと願っています。

 


【質問者V】
いえいえ、お忙しいショーシャンクさんに毎日見て頂くだなんて、と
んでもないです。
この先、内容証明を送るまでは動きがありそうにないですが、
進展があれば必ずカキコミしますので、またお時間が許す際に立ち寄っ

て見守っていて下さい。そして、私も内容証明を送っただけで解決す
ることを切に願っています。

 


【ショーシャンク】
どのような展開であれ、書き込みしていただけるとうれしいです。
私がこの掲示板にあまり来なくなったのも
途中で書き込みがなくなる人があまりにも多かったからです。
アドバイス通りにして、結局、うまくいったのかいかなかったのか
結論がわからない人が多いのです。

この掲示板を参考にされる人は私の予想よりずっと多いようです。
その人たちも、うまくいったのかいかなかったのか、明らかになって
うまくいかなかったら、次の手はどうするのか、ということがわかれば
より参考になると思いますし、私も成功不成功どちらであったか
とても気になります。

 

 

 

【質問者V】
ショーシャンクさん、ご無沙汰しております。
結局、相手とその父親に5月末を完済期限として通告していたので、先月は内容証明を送らずに
いました。しかし5月上旬に追加で2万円(250万円の内4万円されたことに)の振込があった以外、相手からは何の連絡もなく5月末を迎えました。

よって昨日、勤務先に明日到着するように内容証明を送付して来ました。

ショーシャンクさんには分割返済を提案して頂きましたが、自分でもよく考え両親とも相談し、これ以上の猶予は与えない(私の精神的苦痛を考慮)と言うことで3日以内の一括返済を要求しました。
前にもお話しましたが、相手家族の経済的環境から言えば残金246万円は全
く難しい額ではないので。
ただあれから履歴事項全部証明書を取り寄せ調べたところ、
私がお金を貸す1ヶ月前の昨年11月に本人は役員から外されていて、
その点については騙されていたことが分かりました。

訴訟の準備として、以前お話した良心的なベテランA弁護士に費用を含
めて再度、相談に行って来ました。

まず不意打ちで仮差押をしてから交渉→訴訟→強制執行と言う手法で、着手金21万円。成功報酬額は回収した金額の21%と言うものでした。

弁護士探しはお見合いのようなものだと聞いたので、もう1人。5年前に独立された若いB弁護士にも相談して来ました。HP上の理念に共感して伺ったのですが、ラッキーなこ
とに強制執行を得意としておられる方でした出来うる限り集めた資料に、頑張りましたね。状況証拠だけどこれだけあれば私も頑張れます、と言って頂きました。

B弁護士はオーソドックスに交渉から始めるとのことでしたが、若くても落ち着いていて淡々とされていて、また悪徳業者から回収されと来た手法や経験に安心感があります。着手金も交渉で52500円、訴訟で52500円追加、強制執行で52500円追加。成功報酬額も回収出来た金額に15.75%と更に良心的でしたので、任意の返済がなければB弁護士にお願いすることにしました。こうしてみると弁護士費用もA73万円とB55万円と差があるもんなんだと勉強になりました。

辛い中でもショーシャンクさんや、素晴らしい弁護士先生達と出会えたことに感謝します。

では後3日、内容証明に反応があるか様子見し、またご報告致します。

 

【質問者V】
ショーシャンク様、ご無沙汰しております。

2週間ほど前に第一回口頭弁論がありました。
相手(弁護士なし)が出廷し2回、 3回目の各50万円、計100万円は承認。
最初に貸し付けた150万円は一緒に使ったから返済する必要はない、と否認しました。

きちんと将来の話がしたくて韓国には行きましたが、一緒に使ったと言うのは事実無根です。
150万円は日本出国前に貸し付け、その証拠に本人が自分の名前で150万円の高額現金持ち出しを税関に申告していました。
また被告が1人夜通しカジノで遊び150万円の内、残金70万円は帰国して、
アルマーニで買い物したり、リベンジカジノに持って行ったと
話していたくせに本当に腸が煮えくり返る思いです。
ただ受け渡しが手渡しの為、公的文書である税関申告書が証拠になると
思い、自分で税関の連絡先を調べ、弁護士から開示を依頼していますが
守秘義務に阻まれ苦戦中です。

メールや内容証明では250万円と言う金額を一切否定せず、裁判で否認
した場合、被告はその矛盾について裁判官に聞かれないのでしょうか?
裁判が始まり、相手の破廉恥すぎる態度に益々人間不信です。

悔しくて理不尽で苦しいです。でも私は以前より強くなり知識が増えました。
借用書なし・証拠ゼロから、100万円の承認まで来た訳で、前進は前進だと思っています。
貸してしまった過去は変えられません。
今は少しでも多くの金額が裁判で認められて、お金を取り戻し、一刻も早く
最低な男の事を忘れ去りたいです。

以前、ショーシャンクさんが
「過去なんてただの記憶にしかすぎません。
人間はいつからでも過去を断ち切って、新しい人生を歩むことができます。
過去を断ち切れば『今』が輝くことでしょう」
とアドバイスされていました。

大切な「今」をこんなろくでなし男のせいで曇らせない
ようにしていきます。
どうか今しばらく見守っていて下さい。

 

 

【ショーシャンク】
読ませていただきました。

まず大事なのは、元彼にどのような期待も幻想も抱かないことです。

ギャンブルで浪費し、付き合っている女性から大金を借りて
返しもしないというのは、人間として最低な男です。
裁判になったら当然嘘ばかり言い立てます。

そういう男だということを見切ってください。

つまり評価ゼロにするのです。

全部嘘をつくものだと決めてしまうこと、そうすれば、淡い期待はなくなり
ますし、どのような嘘をつかれてもショックは受けないでしょう。

むしろ、100万円を認めたことがプラスに思えるでしょう。

もしよければ、こちらや相手方の準備書面の抜粋を書ける範囲で
書いていただければ参考になります。

準備書面を見ないと詳しいことはわかりませんが
さらっと見た範囲では、裁判所は250万円全額認めるのではないかと思い
ます。
要は借りた事実があるかどうか、が争点ですので
『150万円は借りたけど一緒に使ったから返さない』という主張は通るはずもなく、
むしろ借りたことを認めたことになるのではないかと思います。

相手方が役員と嘘をついてお金を借りたというのは
民事の場合、あまり関係ありません。
借りたか借りていないかだけが争点です。

騙されて腹が立つというのはとてもよくわかりますが。
心を揺らさないことが最も重要です。

 

 

【質問者V】

 本当にショーシャンクさんのおっしゃる通りです。

 心のどこかで未だに淡い期待を抱くから、相手の嘘にいちいちショックを傷付くのですよ
ね。

 アドバイスを頂いた通り、今の時点で相手を見切って、今後の裁判では全部嘘をつくものだ、と思っていようと思います。

 私自身は出来うる限りの全ての証拠メールや通帳のコピー、貸した経緯
や会話等をパソコンでフルレポートにまとめ弁護士に提出しました。
 が、これ以上、日々の生活を乱されたくない事から、準備書面等は手元
にはなく弁護士から重点の報告を受けて情報を補足したりしています。
 なお相手は弁護士なし、準備書面なしのないない尽くしで、裁判が非公開になったと先生がおっしゃっていました。
また弁護士の心象として、裁判官は和解に持って行きたそうだと報告が来ています。

 因みに相手は『150万円は一緒に使ったから返さない』という主張であり、
 150万円を「借りた」とは言っていないようです。
悔しい限りですが、
やはり役員か否かは民事では関係ないのですね…

 現状としては弁護士会照会で税関に150万円の現金持ち出しについて、
問い合わせをしています。
 弁護士が照会申込書を工夫して下さったので、今は回答が得られることを切に願っています。
 また動きがあり次第、ご報告致します。
 なお次回の弁論は再来週10月後半です。
 もうしばらく見守っていて下さい。
 宜しくお願いします。

 

 

【質問者V】
ショーシャンクさん、ご無沙汰しております。
一昨日、第二回口頭弁論があり、被告は再び150万円の借用を完全否認しました。
被告は高額現金(100万円以上)の持ち出しも税関に申請していないし、カジノでチップに換金したのも原告の私だとの主張で、全部嘘を言いたてて来ました。
一般OLの私が150万円の軍資金を用意し一緒に使ったことになっています。
因みに私の給与明細を提出して手取りは25万円ほど、150万円は何年もかけて貯めたものであり、贈与して一緒に使うなどあり得ないと主張してみるのは効果はありますでしょうか?

また弁護士法23条照会で税関に原告・被告の現金持ち出し申請の有無について照会を入れていますが未だ返答はありません。
と言うか、守秘義務を盾に返答されそうにないです。ショーシャンクさんの経験上、裁判所からの証拠提出依頼で証拠が出て来たことはございますか?

裁判とは争いの場でそう言うものなのかもしれませんが被告の態度もしかり、証拠もなかなか手に入らず傷付いてばかりです。
もしまだ見ていて下さっていてお返事頂けるなら大変嬉しいです。宜しくお願いします。

 

【質問者V】
ショーシャンクさん、今後、本人尋問に呼ばれた時にどのような心持ちで臨めば良いかアドバイス頂けませんでしょうか?
被告は本人訴訟なのですが、私を反対尋問するのは被告本人なのですか?
正直、顔を見るのも同じ空間に居るのも嫌(暴力を振るわれそうで怖いのです…)で、考えただけでとにかく気分が滅入るのですが、本人尋問が決まったら会うのもこれで最後だと言い聞かせ頑張ろうと思います。
相手からの準備書面が届きましたら(今までは全て口頭での反論)、また書き込み致します。宜しくお願いします。

 

【質問者V】
ショーシャンクさん、まだこちらの掲示板は覗いておられますでしょうか?
裁判も昨日3回目が終わり、ショーシャンクさんにアドバイスを頂きたいことがあるのですが、見ていらっしゃるのか分かりません…
もし見ておられるようでしたら、ぜひコメントを残して頂けませんでしょうか?
何卒宜しくお願い申し上げます。

 

 

【ショーシャンク】
最近、こちらの掲示板を覗いておりませんでした。
申し訳ございません。

これからは、毎日見るようにいたします。
どうぞ、おっしゃってください。

 

 

【質問者V】

ショーシャンクさん、もう見ていらっしゃらないのかと諦めかけていたところにお返事を頂き、とても嬉しいです。ありがとうございます。

まず裁判の進捗状況は先週、被告が嘘八百を並べて来た「第2口頭弁論調書」
(1. 原告が150万円出すと自ら申し出て用意し、原告自らカジノでチップに換金。
2. 150万円は全て使った。
3. 被告はタクシー、ホテル、飲食代、約20万円を出した。
4. 150万円を受け取ったこともなく、借りたという認識もない。
5. 支払手段等の輸出輸入申告書による申請はしていない)に対し、原告が「*第2準備書面」を提出し反論をしたところです。またその際、裁判官から現段階で和解の考えがあるか聞かれたそうです。
*の抜粋
1. 被告の依頼により貯金ならびボーナスを貸付。
2. 被告が現地で使ったのは80-90万円で、残金60-70万円は被告が持ち帰った
3. 行きのタクシー代のみで、後は150万円の資金を被告のVIPカードに入金したことにより、カジノより無償提供されたもの。
4. 否認する
5. は以下の通り。
(また貸付当時、手取りが23万円だった原告の給与明細、ならびにカジノの高額プレーヤーに対する特典表も証拠として提出)

150万円を被告が海外に持ち出す際に税関で記入した5.「支払手段等の輸出輸入申告書」の提供依頼が、弁護士会照会では空振りに終わり今、再依頼しています。この申告書(又は申告証明)が手に入れば、出国前に150万円の所有権が被告に移っていたと言う証明になり有利に進められると思うのですが、逆にないとなると借用書もありませんので決定打に欠けます。

ただ私としては被告の嘘を証明出来る公的な書類があり、手に入るか入らないか分からない現段階では和解を考えられません。
裁判所から税関に、文書送付嘱託なり文書提出命令を使ってでもやってみないと気持ちが収まらず納得出来ないのです。
因みに自分で税関に上記申告書の保存期間を問い合わせてみたところ、5年でした(被告が申告したのは去年)
ショーシャンクさんのご経験上、裁判所からの嘱託なり命令で証拠が手に入ったことはございますか?

 

 

【ショーシャンク】

今日はこれからネットできる環境にないので、明日また詳しくお返事いたしますが、大雑把に言えば次のようになると思います。

まず、どの裁判官も和解を最優先します。
一般的に考えても、強制的に裁判官が決める判決より当事者がお互いに納得できる和解のほうがいいに決まってます。
裏事情を言えば、和解の数が増えれば、裁判官の点数、つまり能力査定がよくなると聞いたことがあります。
ですから、どの段階であれ、裁判官は和解への道を開いていると思います。

ここは、ラブさんの弁護士の交渉力、力量が問われますが
まず和解がしたいということを強くアピールして
しかしこうこうこういう理由があって和解への障害になってるということをはっきりということです。
これを裁判官の心情を悪くせずに、事あるごとに言っておけば
裁判官は和解へ導くために相手方の弁護士に対し、『これは認めてあげなさい』というように説得してくれると思います。

今日は時間がありませんので、一般論しか言えませんが、明日、またレスいたします。
初めての裁判で不安なお気持ちでしょうが、応援しておりますので頑張ってください。

 

 

【質問者V】
ショーシャンクさん、お時間がない中コメントを頂き、本当にありがとうございます。

やはり裁判官としては、裏事情を含め和解が最優先なのですね。

私は今の段階では和解ありきではなく、まだ判決に拘りたいです。
コツコツと貯めて来た150万円を信用した貸した被告に、嘘八百を並べられ怒りと悔しさしかありません。

ただ絶対に和解したくない訳ではなく、被告が150万円の内60-70万円は持ち帰り、1人で再度カジノへ行き散財したにも拘らず、原告が用意した150万円は一緒に全て使ったと嘘の主張をしていることが許せません。

要はこの残額の差が和解への障害になっています。
百歩譲って旅行には2人で行った手前、150万円の内、被告が使った80-90万円の半分を原告が減額に応じるならまだしも、安易に2人で痛み分けで75万円ずつと言うような和解案ならば到底納得が出来ません。
因みに被告は本人訴訟なので、弁護士はいません。
よって前回も書面での被告からの反論はなく、口頭で弁論したものを書記官がまとめて調書にしていました。この場合、和解となると裁判官が被告を説得するのでしょうか?

どの段階であれ裁判官が和解への道を開いているのであれば、今はまだ税関から回答が出て来ることにかけたいのですが、いかがでしょうか?

お時間が許します際にお返事お待ちしております。
私にはショーシャンクさんの応援が本当に心強いです。
今しばらくお付き合いを宜しくお願いします。

 

 

【ショーシャンク】

まず、被告が本人訴訟であれば、ラブさんが圧倒的に有利です。
ですから、いま、最も大切なことは、ラブさんが、依頼された弁護士に裁判がどのようになりそうか、はっきり言えば判決はどうなりそうかを聞いてみることです。
弁護士は職業柄、『絶対勝てます』はもちろん『勝てそうですね』とも言いません。『税関からの証拠があれば有利になるのですが』とか『裁判官がどう判断するかですね』などという当たり障りのない意見を言うでしょう。

その時にラブさんが『税関からの証拠がない場合はどうなりそうですか?』『先生が裁判官であればどのような判決にされますか?』などと少し踏み込んで聞いてみることです。
あるいは、率直に『判決と和解ではどちらが有利でしょうか?』と聞いてみるのもいいでしょう。

私であれば、裁判においてはっきりと
『私が一生懸命に働いてコツコツためた150万円を被告の強い要望に従って貸したのに、いっしょに使ったなどと全くのウソをつかれるのは許せません。
まずは、私から全額借りたことは潔く認めてください。
そうすれば、支払金額について妥協、和解の用意もあります。
しかし、私の好意を利用してお金を借りたのに、借りてないと嘘を言われるのであれば、絶対に和解はできません。』
という主張をします。

ラブさんの弁護士に、このような主張をしてくれるように依頼されてはいかがでしょうか。
弁護士の返事が出ましたら、また書き込みください。

 

 

【質問者V】
ショーシャンクさん、
今夜まさに弁護士と打ち合わせする予定でしたので、お昼間にお返事を頂き本当に助かりました。
打ち合わせ中もアドバイスのメモを見ながら、落ち着いて話せました。
また被告が本人訴訟で、私が圧倒的に有利だと教えて頂き、心が少し落ち着きました。

まず弁護士に率直に『判決と和解ではどちらが有利でしょうか?』と聞いてみました。
返事は裁判所が和解をしたがっているので【和解】が有利とのことでした。
理由は裏事情であろう、判決を書くのが面倒だからだと思う、です(苦笑)

ただ被告に破産の危険性がある訳でもないし、最悪、給与の差し押さえまで想定出来るので何も今、焦って妥協する必要はないと見ているとのこと。
色々お話し現段階では和解を考えるのは、なお時期尚早であると意見が一致しましたので、このまま審議を進めることになりました。
先生も、そもそも和解なんてタイミングとして早すぎるし、今回のこちらの回答が裁判官の心象を悪くするとは思わないとのことで少し安心しました。

また次回期日が1月半ばですので、今の間に税関に対する文章提出命令の申し立てをすることになりました。
申し立てが裁判所に採用されるかどうかは次回期日に分かるだろうとの事です。

またショーシャンクさんが書いて下さった主張が、正に私の想いそのものでしたので先生に伝え、譲れない点はメモを取って下さっていました。

ショーシャンクさんには、いつもここぞと言う時に助けて頂き本当に心から感謝しています。引き続き、どうぞ宜しくお願いいたします。

まずは取り急ぎご報告まで。

 

 

 

【ショーシャンク】
お役に立ててとてもうれしいです。
何年か前までは、よくこの掲示板を覗いていましたが、最近は何ヶ月も見ないときが続きました。
今回も、1ヶ月以上も見ておりませんでしたが、何かふと気になり見ますと、ちょうどラブさんの大事なときに当たっていました。
きっと、ラブさんがいい状況を引き寄せられたのでしょう。
これからは、少なくとも週に3回は覗くようにしますから、何でもおっしゃってください。

 

 

 

【質問者V】
ショーシャンクさんのアドバイスを求める私の強い想いが、テレパシー的に伝わったのかもしれません。
それこそ1番最初に助けて頂いた時も、私のSOSに気付いて下さいました。
ネット上ではありますが、この掲示板に辿り着いたのも、何かのご縁なのでしょうね。
私の場合は内容証明を経て訴訟と言う形にはなりましたが、ショーシャンクさんにもアドバイスを頂きながらココまでやって来る事が出来ました。
本当に感謝しております。
またお時間が許します際に、もし当事者(本人)尋問についてご経験がありましたら、注意点や心積もりをアドバイス頂けましたら、大変嬉しいです。
宜しくお願いします。

 

 

【ショーシャンク】

本人尋問には、自分側の弁護士による質問と相手側の弁護士による質問があります。

自分側の弁護士による質問は、あらかじめ打ち合わせできますから問題なのですが、相手側の弁護士による質問はどんな質問かが前もってわかりません。

初めての経験の際、私の弁護士から言われたのは
『相手の弁護士ではなく裁判官のほうを見て答えてください』ということと
『はい、か、いいえ、か、必要最小限の言葉で答えてください』という2つのことでした。

1つ目の理由は、相手の弁護士の顔を見るとどうしても感情的になってしまう、ということでした。
2つ目の理由は、あまりしゃべりすぎると言わなくてもいいことを言ってしまうので相手方につけこまれる危険があるということでした。

私の場合は、あまり言いつけを守らずしゃべりまくったりするので、もう、うちの弁護士もあきらめていますが、
しかし、一般的に言えば、適切なアドバイスだと思います。

 

 

【質問者V】
ショーシャンクさん、早速のアドバイスありがとうございました。
裁判官を見て話すこと、はい、か、いいえの必要最小限に留めることが重要なのですね。
ショーシャンクさんのように知識や経験が豊富な方でしたら、確かに喋りまくってしまいそうですね。
私の場合は被告が本人訴訟なので、被告からの尋問を裁判官が読み上げるのか、はたまたド素人の被告が尋問するのか気になるところです…
何れにせよ、被告と顔を合わすのが怖くて嫌で仕方ないのですが、今はあまり先の事を考え過ぎてしんどくならないようにしようと思います。
次回の期日は1/20過ぎです。また質問や不安があればカキコミ致しますので、今しばらくお付き合いのほど宜しくお願いします。

 

【質問者V】
ショーシャンクさん、2013年も残すところ後3日となりました。
金銭トラブルから路頭に迷っていた時にこのサイトに巡り合い、辛い時はいつもショーシャンクさんに助けて頂きました。
本当にありがとうございました。
次回は1月20日過ぎですので、また経過を報告させて頂きます。
今しばらく見守っていて下さい。
ここ数日、厳しい寒さが続きますが、どうぞ良いお年をお迎え下さい。

 

 

【ショーシャンク】
今日で今年も終わりです。
ラブさん、よく頑張られましたね。
来年がラブさんにとって最高の年となりますように祈っております。

それでは、よいお年を。

 

 

【質問者V】
ショーシャンクさん、ご無沙汰しております。また旧年中は大変お世話になりました。

先週、第4回口頭弁論があり、税関への「文書送付嘱託」が認められました。
被告からの反論は特になかったそうです。
嘘で塗り固めているから当然でしょうが…

実は弁護士が期日間に文書提出命令を申請する、と自ら言ったのに4回目の前日まで出しておらず不信感を持ったのですが即日、文書送付嘱託が認められたので結果オーライかな、とは思いました。
が、弁護士との関係でストレスを抱えていては本末転倒ですし、これからは弁護士に遠慮せず、積極的に問い合わせて、優先順位を上げていこうと思います。

なお文書の嘱託を待つ為なのか、次回は少し先で3月初旬と決まりました。
初めての裁判で分からない事だらけですが、最後まで頑張りますので見守り助けて下さい。どうぞ宜しくお願いします。

 


【ショーシャンク】
世の中のほとんどの人は弁護士と話したこともないでしょう。
初めての経験で、どうしても弁護士に対して気後れしてしまうと思います。
それに、ほとんどの弁護士はとても忙しく、多くの案件を抱えています。
電話しても留守のことも多いでしょう。

慣れない経験でストレスも多いことだとは思いますが
応援しておりますので、頑張ってください。

 

 

【質問者V】
ショーシャンクさん、ご無沙汰しております。

結局、調査嘱託については先日、税関から回答拒否の話がありました。

調査嘱託の形ではなく、最初から文書提出命令を望んでいた弁護士からは「裁判所の見通しが外れたことになります。従いまして今後は、既に提出済の文書提出命令を裁判所が判断し、文書の提出を求める形になる」とメールが来ました。

また再度、文書提出命令の手続きを踏み1ヶ月待つのかと思うと気が滅入ります…
裁判とは本当に疲れるものですね。
何か良い気持ちの保ち方があれば、ぜひアドバイス下さい。

まずは来週早々の期日で文書提出命令が無事に採用され、税関から回答が得られるよう祈っていて下さい。

 

 

【ショーシャンク】
ごく一般的に言えば、弁護士に依頼して裁判を始めた以上
すべて専門家である弁護士に任せて裁判のことを忘れることが一番です。
裁判は長期戦であり、精神的に負担のないように弁護士に一任しているわけですから、気に病まないことです。

私の場合は本当に特殊で、裁判の場合でも、準備書面なども提出前には必ず弁護士は私にメールで送ってきます。
それを私が『このように変えてください』と添削して送り返します。
その法律事務所でもそのようなことは私だけのようです。
新人の弁護士が入ってくることもありますが、『前にいた事務所でも、依頼人にあらかじめ準備書面などを送って、これでいいかどうかを確かめることなど一件もなかった』と驚いています。
つまり、ほとんどすべての場合弁護士任せが原則で、高価な弁護士料を払う以上、思い煩っては損だと言えます。

裁判を深刻にとらえてはいけません。
ただの過去のガラクタ整理にしかすぎず、
弁護士はラブさんの代わりにガラクタを整理してくれている掃除のおじさんにしか過ぎません。
ラブさんは掃除代を払っているのですから、掃除のおじさんに時々
『ちゃんと掃除してるか?』と声をかけるだけでいいのです。

 

 

【質問者V】
ショーシャンクさん、お忙しい中アドバイスを頂き本当に本当にありがとうございます。
過去のガラクタ整理の為の掃除のおじさんが弁護士であり、私は時々声を掛ける他は任せておけば良いとの例え、ものすごく分かり易かったです。

こうして改めて裁判と向き合い方を教えて頂き、私は裁判を深刻にとらえ過ぎていたことに気付きました。
わざわざ高価な弁護士費用を出して雇っているのだから、おっしゃる通り思い煩っては損ですね。
以前、ショーシャンクさんが【過去なんてただの記憶にしかすぎません。人間はいつからでも過去を断ち切って、新しい人生を歩むことができます】と言っておられました。
掃除のおじさんに任せたガラクタ整理が終わったら、新しい人生を前向きに楽しく生きていこうと思います。

とは言えガラクタ整理もまだもう少しかかりそうです。
今しばらくお力をお貸し下さい。
どうぞ宜しくお願いいたします。

 

 

【ショーシャンク】

そうですね。
ラクタ整理が終わったら、過去になど捉われず
ラブさんの望む未来に歩み出してください。

新しい出発のために、今から準備されるといいでしょう。
よい本を読み、よい音楽を聴き、よい映画を観てください。
興味のあることを勉強し始めるのもいいでしょう。

いつも『いい気分』でいることです。いい気分はよりよい未来を引き寄せます。
過去に捉われていてはいい気分でいられません。

私は、現実世界では弁護士よりも交渉力があると思っています。
うちの弁護士に交渉を任せて2年間1歩も前進しなかった案件を1週間の交渉で解決したこともありました。
また、訴状や告訴状も書けますし弁護士なしで裁判もできます。
しかし、こと裁判というフィールドにおいては、弁護士はプロです。
将棋で例えると、私がアマチュア初段とすれば、弁護士はプロ棋士くらいの差があります。
最近の判例も読み込んでいますし、素人とプロの違いはやはりあります。
ですから安心して任せておけばいいと思います。

しかし、これからの交渉や戦略において、私がお力になれることがあればもちろんアドバイスさせていただきますので、何でもおっしゃってください。

 

 

【質問者V】

ショーシャンクさん、いつも本当にありがとうございます。

弁護士でも2年間1歩も進まなかった案件を1週間の交渉で解決されたり、訴状や告訴状もお書きになれる等、もはやセミプロの域でいらっしゃいますね。
こうして不安な時、裁判に関して質問がある時、ここに来ればショーシャンクさんのアドバイスが頂けると思うと本当に心強いです。

先週の期日では、こちらが税関に対する「文書提出命令」を求めたのに対し、裁判官からは先に私の本人尋問をした上で再度「文書提出命令」までする必要があるか判断したいとのことでした。

と言いますのが、日本帰国後の空港で50万円と翌月50万円の計100万円以外、『借りていない』としていた被告が「帰りの【機内】では原告に少しずつでも返してくれたらいいと言われていたのに今更、一括で返せと言われても生活が立ち行かない」と、墓穴を掘る発言したそうなのです。
裁判官も、これまでの弁論と違うと突っ込み、被告はしどろもどろになったそうです。
これにより弁護士からは「裁判官も前述の100万円以外にも、やはり原告と被告の間に貸し借りがあったな」とは認定しているだろうと思うとのこと。
それで、先に本人尋問をしたいと言われたとのことです。

以前お話しておりました通り、被告は本人訴訟で、これまでの裁判で口頭以外1度も文書による反論をして来ていないので、私に対する反対尋問があるかどうかも分かりません。

私としては毎月コツコツと貯めて来た150万円を、被告を信用して貸したのにも拘わらず被告に150万円の受け取り、その内60-70万円の日本持ち帰りの事実などないと、嘘八百を付かれていることが絶対に許せません。
明日久しぶりに弁護士と打ち合わせがあるのですが、この私が絶対に譲れない点はハッキリ伝えようと思います。

後はショーシャンクさんのおっしゃる裁判というフィールドにおいては、プロである弁護士を信頼して、被告と顔を合わせるのは嫌ですが本人尋問を頑張りたいと思います。
私は何も嘘を付いていないのだから、堂々として裁判官にお話を聞いてもらう良い機会だと考えるようにしています。

それこそ判決か、裁判上の和解なのか未だどうなるのか分かりませんが、裁判を始めた時からこの本人尋問が一区切りだと考えていましたので、今は尋問当日に悔いのないように備えたいと思います。

 

 

【ショーシャンク】

決定打が出ましたね。

後は押しまくればいいだけになりました。

裁判所がラブさんの本人尋問をしたいというのは
原告と被告のどちらの供述が『信用性』があるかを確認したいということでしょう。
被告が既に墓穴を掘ったのですから、原告であるラブさんが
正々堂々事実を述べてそこに整合性があれば税関文書など必要なく
ラブさんの完全勝利でしょう。

本人尋問のときは、特に『帰りの機内で被告が言った言葉』の確認を
裁判所はしたいはずです。
ここは、出来る限り詳細に思い出して言えるようにしてください。
少々記憶が曖昧でも、被告はこう言ったと『断言』してください。

裁判所の被告の供述に対する信用は完全になくなっていますから
これは判決でも和解でもよくなりました。

もう減額を匂わす必要もなく
『原告は被告への好意でこつこつ貯めた250万円を被告に貸したのですから、被告は誠意を持って250万円を借りた事実を認めてください。
そうすれば、被告が返しやすいように何回かの分割払いも考えますが
全額認めずに嘘をつくのであれば分割の和解に応じることはできません。』
というような主張でよくなったと思います。

ここは、裁判のプロである弁護士とよく打ち合わせてください。

 

 

【質問者V】
ショーシャンクさん、おはようございます。朝早くから返信を頂き本当に感謝しております。やはり前述の発言が決定打になるのですね

アドバイスを頂いた通り、『帰りの機内で被告が言った言葉』を出来る限り詳細に思い出して弁護士に伝えたいと思います。
記憶が少々曖昧ですが、アドバンテージは私に付いているので、被告はこう言ったと『断言』するようにします。(被告は時系列に整理していないでしょうし、私よりもっと記憶が曖昧で支離滅裂だと思います)

よく考えると被告の嘘により私は高額な弁護士費用を負担しないといけなくなった訳ですから、減額なし、分割の和解は考えても良いの線でいきたいと思います。

ショーシャンクさんのアドバイスのお陰で、今日の弁護士との打ち合わせも、本人尋問の準備もしっかり出来そうです。早朝から本当にありがとうございました。


【質問者V】
ショーシャンクさん、こんばんわ。
大変ご無沙汰しております。本人尋問が約10日後に迫り、今夜は弁護士と2度目、また最終となるリハーサルをして来ました(当日も事務所で何回か練習してから向かう予定です)

いかんせん初めてのことで、前回は陳述書(被告が機内で言った言葉を断言しました)を丸暗記して来ました感が出ていたけど、今日は随分リラックスして答えられていた、と言ってもらえました。
また質問されたこと以上に答えてしまう癖も、なんとかコントロール出来るようになって来ました。この後半になり、ようやく弁護士と上手くタッグが組めるようになったのかな、と思います。

もちろん緊張もしていますし、被告とトラブルになってから1年以上ぶりに初めて顔を合わす不安で押し潰されそうになることもあります。

だけど、ショーシャンクさんにも支えて頂きながら頑張って来た結果、初めて相談に乗って頂いた頃より冷静に、かつ強くなって来たように思います。
とは言え、尋問までに、また弱音を吐く事があるかもしれません。
その時はお力を貸して下さい。
そして山場となる尋問が無事に終わるよう見守っていて下さい。宜しくお願いします。

 

 

【ショーシャンク】
本人尋問がそろそろなのですね。
慣れない雰囲気のところでしょうが、落ち着いて頑張ってください。

もし、お時間があるなら、それまでに裁判所に傍聴に行かれたらいいかもしれません。
裁判所には独特の雰囲気がありますから、場所に慣れるのも作戦の一つです。
裁判所は誰でも入れますし、原則どの裁判も傍聴できますので
お時間があればふらっと覗いてみるのもいいでしょう。

 

 

【質問者V】
ショーシャンクさん、ありがとうございます。

せっかくアドバイスを頂きましたが、来週明け早々が尋問で、仕事の関係からも事前に裁判所に足を運ぶ時間がなさそうです。
ただ当日は午後からですし、弁護士と早めに裁判所へ行く予定です。
ずっと側で支えてくれた親友も朝の打ち合わせから同席、傍聴してくれます。
とにかく正々堂々と、落ち着いて頑張って参ります。

またご報告をさせて下さい。
応援の程、どうぞ宜しくお願いします。

 


【ショーシャンク】
ラブさん
いいお友達がおられて素晴らしいことです。
そばにいてくれるだけで安心感が違うと思います。

もちろん応援しておりますので落ち着いて頑張ってください。

 

 

【質問者V】
ショーシャンクさん、こんばんは。
昨日、午後から本人尋問に行って来ました。
とても緊張はしましたが、私はベストを尽くせました。

逆に被告は反対尋問中に弁護士に悪態をつき、整合性のない話でグタグタ、都合が悪いことは黙り込み裁判官に注意を受ける等々、思っていた以上に墓穴を掘っていました。
ショーシャンクさんが仰ってた通り、裁判官は帰りの機内でのやり取りをしつこく聞いて、被告は支離滅裂でした。
2m以内に座るチンピラのような姿を見て本当にしょうもない男だったんだな、っと改めて実感しました。

尋問終了後、和解を促されましたが、被告は予想通り150万円の半額75万円と言って来ましたので蹴りました。
これは弁護士と相談した結果、被告の態度・言動に裁判官も呆れていた事からも、勝訴の公算が高いと考えてのことです。
もちろん6月下旬に判決が出るまでは結果は分からないですが、今はやれることはやり切ったので悔いはありません。

心底笑うことも難しかった1年3ヶ月でしたが、ようやく気持ちに一区切りが付きました。
最後まで心折れずに頑張り抜いた自分自身も褒めたいです。

ショーシャンクさんには昨年来、初歩から何度も何度も助けて頂きました。
ショーシャンクさんにココで巡り会わなければ、ここまで来ることは出来ませんでした。
本当にありがとうございました。
判決が出ましたら、また報告させて下さい。

 

 

【ショーシャンク】

ラブさん、お疲れ様でした。
よく頑張られましたね。
素晴らしいことです。

相当緊張されたとは思いますが、ベストを尽くせたことにより
これからの人生において大きな自信や糧になります。
返ってくるお金よりも、可能性がほとんどない状態から
向かって行けたことはとても貴重な経験です。

また、元彼の本性も凝視でき、ほんの少しでも残っていた幻想を
すべて壊すことができたと思います。
人間は、自らの肩書や富などが通用しない状況に立たされたときに
その本性が現れます。

過去のガラクタをきれいに捨て去った時に、新たな人生が開けます。
これから、気持を一新して、輝く人生を歩み出してください。

6月下旬の判決のご報告を楽しみに待っています。
お疲れ様でした。

 

 

【質問者V】
ショーシャンクさん、大変ご無沙汰しています。

結審後2ヶ月を経て今日、判決が出ました。

『被告は原告に金237万461円*及びこれに対する平成26年4月11日から支払い済みまで年5分の割合による金員を支払え。

訴訟費用のうち10分の9を被告負担、その余を原告負担とする』

弁護士からは「訴訟費用は相手方の一部弁済の結果なので折り込み済みですし、こちらの希望通りの判決と言えそうです」とのコメントがありました。*判決前に26万円返済を受けており、貸付残額は224万円でした。

まだ判決確定まで2週間ありますが、借用書がない状態からショーシャンクさんのアドバイスを頼りに1つずつ証拠を積み重ね、貸付から1年半。
ようやく私の主張が裁判で認められて、まずは安堵しました。
諦めずにやって来て本当に良かったです。

この掲示板に巡り合えたショーシャンクさんのサポートが無ければ、今日の判決まで頑張り抜く事が出来ませんでした。
見ず知らずの私に力添えをして下さったショーシャンクさんに心から感謝しております。

今後、もしかしたら強制執行等でお聞きしたいことも出て来るかもしれませんので、判決が確定しましたら、再度書き込み致します。
まずは取り急ぎご報告とお礼まで。

 

 

【ショーシャンク】
ラブさん
希望通りの判決、おめでとうございます。
本当によく頑張られましたね。
ほんの少しでもお役に立ててとてもうれしいです。

多分、相手方は控訴はしないと思われますが
もし控訴してきましたら、仮執行されたほうがいいと思います。
2週間以内に、控訴するかどうかはわかるでしょうから
またその時にお話しいたします。

 

 

【質問者V】
ショーシャンクさん、
大変ご無沙汰しております。

これまでの1年半、頑張った自分自身と心配を掛けた母とヨーロッパへリフレッシュ旅行へ出掛けており、ご報告が遅くなりました。
その後、控訴されることなく無事に判決が確定しました。

請求書を送付し、任意での返済を求めましたが支払が得られなかったので強制執行手続を取ることにしました。勤務先へ強制執行の書類が伝送され、代表者である父親が裁判の事を初めて知り、更に息子が嘘を付いていたことも知ることになるでしょう。
私としては早く債権を回収して、このバカラ好きの大バカ息子と1日も早く縁切りをしたいですが、債権回収は弁護士に一任していますし、ここで一区切りを付け前に向け進んで行きたいと思います。

もしショーシャンクさんにこの掲示板で出会わなければ、私は借用書なしの状態から勝訴判決まで辿り着くことが出来ませんでした。
分からないことを沢山教えて頂いただけでなく、挫けそうな時も常に支えになって頂いたことは一生忘れません。
本当にありがとうございました。
これからもどうぞお元気で、私のように金銭トラブルで途方に暮れ、この掲示板を…利用される方々の力になって差し上げて下さい。

また債権回収で何かつまづいたり、相談させて頂きたい事があれば、こちらに戻って参りますので、その際はどうかご教示下さい。
宜しくお願い致します。酷暑厳しい折、どうかお身体ご自愛下さい。

 


【ショーシャンク】
ラブさん
お疲れ様でした。本当によかったですね。
これもラブさんが困難な状況の中、勇気を奮い起こされたことが素晴らしい結果を引き寄せたのだと思います。
この経験は、これからの長い人生において大きな自信と力になることでしょう。
晴々とした気持ちでお母様と行かれたヨーロッパ旅行も最も印象深い想い出となることでしょう。
これからラブさんの光輝く人生を歩みだしていってください。

 

 

【質問者V】
ショーシャンクさん、
大変ご無沙汰しております。

遂に債権全額250万円と遅延損害金の回収が完了し、解決のご報告を出来る日が来ました。

貸付から2年2ヶ月、判決確定から7ヶ月で回収する事が出来ました。
途中、2度の給与差押を取りましたが、どちらも債務者の母親が返済したようです…
が、誰が支払ったのかも私には関係ないし、ろくでもない男から全額回収+縁切りが出来て本当に清々しいです。

こちらでショーシャンクさんの的確なアドバイスに出会っていなければ、全額プラスαを取り戻すことは出来なかったと思います。
本当に本当にありがとうございました。

これからは過去を振り返ることなく、前に向かって進んで行きたいと思います。

こちらのページをまだご覧になっているか分かりませんが、いつかショーシャンクさんに見て頂けると信じて。
心からの感謝を込めて。

 


【ショーシャンク】
ラブさん、ご報告ありがとうございます。

全額回収、本当に良かったですね。
この結果はすべてラブさんの勇気の勝利です。
この経験はこれからの人生を進まれる上で大きな自信となると思います。
どうか素晴らしい人生を歩んでいってくださいね。
私もとてもうれしい気持ちになれました。
ありがとうございます。

このブログについて

このブログ『法律についてのひとりごと』は

私が、ある談話サイトにおいて、日常生活の金銭トラブルの解決法についてアドバイスしてきた会話を転載したものです。

 

私は、会社経営者として、様々な交渉をしてきましたし、いろいろなトラブルも解決してきた経験があります。

私の経営する会社は顧問弁護士と契約していますので弁護士と雑談したりメールで会話したりすることも多いですが、トラブルの90%以上は自分だけで書面や内容証明を出して解決してきました。

また、知り合いや自分の会社の従業員に相談を受けることも多くあり、その解決に協力してきました。

世の中の人は、法律に疎かったりして、ずるい人間にいいように騙されたり、声の大きな人に立ち向かえず泣き寝入りする人も数多いのです。

そういう人のために、少しでもお役に立てればと思い、アドバイスしてきた記録をブログとして格納保存しました。

 

一番下の『法律についてのひとりごと3』から数字通り順番に読んでいただければ、どれかのアドバイスがいつか役に立つこともあるかと思います。

 

私は既にこれ以上お金を稼ぐ必要もないですし、今まで何も世の中の役に立つことをしてこなかったので、これからはほんの少しでも自分の知識や経験が役に立つのであれば、と思い、過去の投稿を保存したのがこのブログです。

 

このブログは過去の記事の保存倉庫ですので更新はしないと思いますが、いろいろな事例での成功例がありますので、その中のどれかがお役に立つかもしれません。